ICカードで骨壺搬送!? 最近の“ハイテク納骨”がスゴすぎる

投稿日: 2016年11月07日 17:00 JST

image

 

新宿駅南口から歩いて2〜3分、喧噪を抜けたあたりに立っていたのは、柔らかなフォルムが特徴的な白いビルだった。3〜5階のあたりに、大きな楕円形の窓がはめ込まれており、まるでSF映画に出てきそうな佇まい……。

 

言わなければ、誰も“納骨堂”とは思わないだろう。この「新宿瑠璃光院白蓮華堂」は2年前の’14年に建設されたばかり。同館の業務統括推進本部部長・木下尚子さんは言う。

 

「白蓮華堂を管理しているのは、岐阜市にある浄土真宗の寺院・無量寿山光明寺です。建物は世界的に有名な建築家・竹山聖さんがデザインしました。白蓮の花がいま開こうとしているところをイメージしています」

 

“SF的”なのは外観ばかりではなかった。入口で読取り機にICカードをタッチすると、参拝所の場所が示される。参拝所は地下1階だったが、墓所でICカードをホルダーに挿入すると、すりガラスの扉が左右に開き、ピカピカの墓石が現れる。その傍らには故人の写真と戒名、生花、お焼香が用意されていた。

 

3階から5階は、如来堂、本堂、法隆寺金堂壁画の間と、さまざまな部屋があり、阿弥陀如来などの仏像が、太陽光の差す位置まで計算されて配置されている。

 

「お墓参りをした後に、気軽に上の階にも寄っていただいてけっこうです。ぜひお墓を身近なものとして感じていただきたいです。こちらで販売するのは3,500基ですが、今年末までには第1期販売分の、1,000基が完売予定です」(木下さん・以下同)

 

納骨堂には大きく分けると、ロッカー式、仏壇式、自動搬送式の3タイプがある。このなかでも近年増えているのが、新宿瑠璃光院白蓮華堂も採用している自動搬送式。骨壺を入れる厨子(仏具)が、ICカードを読取り機にタッチすることで、参拝場所まで運ばれてくる。この方式だと、限られたスペースでも何千という厨子を保管できるのだ。

 

ちなみに新宿瑠璃光院白蓮華堂の永代使用料金は1人用で100万円、2人用なら120万円、家族用は200万円だという。

 

東京都内では、こうした最新型の設備を持つ納骨堂が次々に建設されている。その多くが、都心や駅から数分というアクセスの良い場所にある。なぜこれほど都心に納骨堂が増えているのだろうか。葬儀・お墓コンサルタントの吉川美津子さんに聞いた。

 

「あるデータによると日本人は年に平均2〜3回お墓参りに行きます。いかに日本人がお墓参りを大事に思っているかわかりますね。それにもかかわらずお墓が遠くて、なかなかお墓参りに行けない人が、都心に新たにお墓を求めているのです」

【関連記事】

ハイテク納骨堂、バルーン宇宙葬…変わりダネ人気墓

遺族に付け込む「欲深き葬儀業者」に騙されない防衛策
“お布施”強要にニセ坊主も...凶悪化する僧侶の「葬儀トラブル」

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング