事故原因 供述が変転 横浜・港南小1死亡 認知症視野に捜査

投稿日: 2016年11月04日 13:00 JST

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(写真・神奈川新聞社)

 

横浜市港南区で軽トラックが集団登校の小学生の列に突っ込み、小学1年生の男児が死亡、7人が重軽傷を負った事故から4日で1週間。捜査関係者によると、軽トラックを運転していた同市磯子区洋光台6丁目、無職合田政市容疑者(87)=自動車運転処罰法違反容疑で逮捕=は「大変すまないことをした。早く回復してほしい」と謝罪を口にしているが、事故原因については供述が定まっていない。県警は解明に向け慎重な捜査を続けている。

 

捜査関係者によると、10月27日朝に自宅を出た同容疑者は、28日朝に事故を起こすまでの約24時間、断続的に横浜や川崎市内、都内を走行。「横浜市金沢区内と川崎市川崎区内のセルフガソリンスタンドで給油した」と供述しているという。

 

軽トラックの荷台にごみを積んでいたことなどから捨て場所を探して自宅を出たとみられるが、県警の調べに対し「どうやって事故現場まで行ったのかわからない」などと供述。「運転している途中で別の場所に行こうとして迷った」とも話している。県警は同容疑者が長時間の運転に疲れ、事故直前に居眠り運転した可能性もあるとみて、事故前の走行ルートや距離、運転時間の割り出しを進めている。

 

また、当初は「ブレーキが利かなかった」「やっぱり利いていた」などと、供述が二転三転。はっきりした受け答えが難しい状況が続いていたが、徐々に鮮明な受け答えも始めているといい、「ブレーキは踏んでいない」と話しているという。県警は年齢も考慮し、認知症の可能性も視野に慎重に捜査を進める考えだ。

 

路線バスが客を乗降中、後ろに停車していた軽乗用車に軽トラックが追突。軽トラックは弾みで横転し、左側を歩いていた小学生の列に突っ込んだ。軽トラックが軽乗用車に追突した地点の手前にハンドルを切った際にできるタイヤ痕が残っていたが、ブレーキ痕は見つかっていない。

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