平和の尊さ、演じ学ぶ うるま・宮森小でジェット機墜落、劇で再現

投稿日: 2016年11月11日 10:00 JST

image
(写真・琉球新報社)

 

【うるま】うるま市立宮森小学校で6日、学習発表会が開かれ、6年生の児童が1959年に旧石川市の宮森小に米軍戦闘機が墜落した事故を再現した劇「宝の子~宮森ジェット機墜落事故」を披露した。集まった保護者からは「熱がこもっていた」「当時を思い出した」など称賛の声が上がった。

 

児童たちは、米軍の「銃剣とブルドーザー」による沖縄の歴史や米軍ジェット機が墜落した際の住民、当時の児童たちの証言などを読み込んだという。劇は4部構成で、ジェット機が墜落し悲鳴や怒号が飛び交う教室、賠償金問題、米軍による現場の取材規制など多角的な視点から当時の状況を描いた。

 

脚本を執筆した嘉陽暁美さん(38)は「平和憲法の下、個人として尊重される時代に生まれることができた喜び、戦争や復帰闘争、米軍基地問題など先人たちの闘いを劇から学び、感じてほしい」と脚本に込めた思いを語った。鑑賞後「自信を持って演じていて、号泣した。皆さんの劇になったと思う」と児童たちの苦労をねぎらった。

 

劇中、兄を事故で亡くした「正太」役を演じた宮里藍さん(11)は「この悲惨な事件を中途半端な演技ではいけないと思い、家でもずっとせりふを練習した」と振り返った。「こういう事故は絶対に起こしてはいけないと思う」と感想を述べた。

 

事故当時20歳前後で、孫の演技を見に来た伊波律子さん(73)は「子どもたちの迫真の演技に、当時を思い出して涙がぽろぽろ出た」と興奮した様子で語った。

 

【関連記事】

「静かに安らかに」 遺族、児童が祈り 宮森小米軍機墜落事故57年

沖縄学び生きる力 東京の和光小 30回目の修学旅行
観光ツアー費で子ども支援 居場所づくり「普天間プロジェクト」始動

この記事を書いた人

記事一覧

この記事を書いた人

配信社:琉球新報社

「沖縄の今」をお伝えする地元紙・琉球新報です。政治、経済、スポーツなど最新ニュースから、ディープな地域ネタまで、沖縄を知りたいあなたへ幅広い情報をお届けします。 
http://ryukyushimpo.jp/

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング