「命どぅ宝」忘れない 渡嘉敷訪れ平和学習

投稿日: 2016年12月15日 11:00 JST

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平和語り部育成事業で渡嘉敷村を訪れ、集団自決跡地で黙とうする糸満市の小中学生=10日、渡嘉敷村北山(写真・琉球新報社)

 

【渡嘉敷】2016年度糸満市平和語り部育成事業(糸満市主催)の第1過程宿泊研修が10日から1泊2日の日程で渡嘉敷村で開かれ、糸満市の小中学生13人が渡嘉敷島の沖縄戦や自然、文化、歴史について学んだ。糸満市の交流事業の一環で同市が戦争体験者に代わる「平和語り部」を育成することを目的に5年前から行われ、渡嘉敷村では昨年に続き2回目。

 

今回は糸満市の16校(小学校10校、中学校6校)から推薦のあった児童生徒13人(男子4人、女子9人)が参加、このメンバーが3年継続して研修する。糸満市役所秘書広報課職員の久手堅泉さん(36)、旅行社添乗員が引率した。

 

地元の語り部「平和ガイド」を講師に招き、沖縄戦の渡嘉敷島の様子や「集団自決」(強制集団死)の体験者の証言などを中心にした講話を聞き、島の戦跡「集団自決跡地の碑」「白玉乃塔」「旧日本軍赤松隊豪」「海上特攻艇秘匿豪」「伊江村民収容地跡記念碑」などのほか、阿波連ビーチ、渡嘉志久ビーチ、阿波連船越原遺跡、根元家船頭屋敷などを見学した。

 

引率の久手堅さんは「渡嘉敷島の戦争の話を聞いて、糸満と似ている部分や違う部分など、この研修を通して子どもたち各自が気付いたと思う」と成果を強調した。

 

饒平名えりかさん(兼城中1年)は「『集団自決』で“命どぅ宝”を忘れずに死を逃れたことや学校や地域で聞けなかった、知らなかったことなどが聞けてよかった」、大山颯太君(真壁小6年)は「『集団自決』のことが印象に残った。みんなに渡嘉敷島のことを伝えたい」と感想を話した。

 

(米田英明通信員)

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