沖縄県護国神社で『神社コン』人気の理由は「信頼感」

投稿日: 2017年04月04日 13:00 JST

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那覇市奥武山町の県護国神社で行われる婚活イベント「神社コン」が好評だ。小禄地区の有志がつくる禄志会が「地域に住む独身の人たちのために」と3年前から始め、最近は県内各地から参加者が集まるようになった。これまで8回開催し、4組から結婚の報告があったという。企画した禄志会事務局の瀬底明さん(64)は「真剣な気持ちで来る人が多い。いい出会いの場になれば」と笑顔を見せる。

 

神社コンは祈祷(きとう)から始まる。3月12日に開かれた20~30代対象のイベントでは、厳かな本殿の前でスーツなどに身を包んだ独身男女48人が手を合わせた。宮司が「良縁があるように」と祈り「すぐに神前式を挙げるくらいの気持ちで頑張って」と参加者を激励。約10分の祈祷後は全員が神酒に口を付けた。その後は神社敷地内のホールで、男女が向かい合って1人約4~5分ごとにあいさつを交わす「お見合い回転ずし」が始まった。緊張した面持ちだった参加者も徐々に打ち解け、互いの趣味や仕事の話題について笑顔で聞き合っていた。夜は近くで懇親会が開かれた。

 

きっかけは小禄地域に独身の若者が多かったことだ。神社敷地内のホールを貸りることができたため、祈祷もお願いすることになった。始めた当初は集まりが悪かったが、ゆいレールの駅に告知の紙を貼ると地域外からの応募が殺到した。

 

禄志会の大城惟宏会長は人気の理由について「信頼感だと思う」と話す。神社という場所の雰囲気だけでなく、参加には身分証明書や独身証明書の提出が必要であること、那覇市役所小禄支所にも申込書があることなど、主催団体の信用の高さが本気で相手を探す人たちの心をつかんだとみる。12日に参加した男性も「(参加者の出入りが激しい)まちコンと比べてしっかり話ができていい」と満足した様子。女性も「祈祷はほかの婚活イベントではめったにない。特別感があって良かった」と笑顔を見せた。

 

2017年度は、開催回数を増やし5月から11月までに参加者の年代ごとに分けて4回開催する予定だ。問い合わせは瀬底さん(電話)090(9785)0866。

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