久米島の新たな産業「コーヒーで島おこし」今秋にも初収穫

投稿日: 2017年05月02日 00:00 JST

image

沖縄本島から西に約100キロの久米島で、レゲエバー「スパイラルマーケット」(久米島町)を経営する大阪府出身の森島喜一さん(58)が2013年からコーヒー栽培に取り組んでいる。今年10月後半から11月前半にかけて初めてコーヒーの実の初収穫が見込まれ、地元産コーヒーの商品化が期待されている。地元農業関係者やコーヒー焙煎(ばいせん)事業者らとも連携、コーヒー栽培・販売を久米島の新たな産業とし、島おこしへの貢献を目指す。

 

森島さんは13年に高級コーヒーとして知られる「ブルーマウンテン」の産地、ジャマイカ観光局からコーヒー苗を入手した。試験的に鉢で育ててみたが、台風被害で失敗した。14年に島でコーヒー栽培の実績がある安村猛さんに依頼し、久米島産のコーヒー栽培を本格化した。

 

コーヒーの実は収穫できるまで4~5年かかるため、当初はインドネシアなどからコーヒー豆を輸入、島内で焙煎し、「久米島珈琲」のブランドで売り出した。14年度の販売量約60キロからスタートし、15年は前年比約5倍の300キロ、16年は88.3%増の565キロに達した。

 

森島さんは「久米島はコーヒー産地のハワイ・コナ市と姉妹都市であり、将来はハワイに並ぶコーヒー産地として発展させたい」と意気込む。

 

現在コーヒー農園の面積は約6600平方メートルで、200本を栽培している。16年まで開花する木は数本にとどまっていたが、今年は約40本が花を咲かせた。安村さんは「1本の木から1キロの実が採れるだろう」と収穫の日を楽しみにしている。今後コーヒー栽培面積を増やし、千本まで増やしたいという。

 

6月にもコナ市のコーヒー農家から直接栽培方法の指導を受ける予定だ。将来は久米島産コーヒーを「球美(クミ)珈琲」ブランドで販売し、希少価値の高い新たな特産品を目指す。

 

森島さんは「コーヒー栽培をきっかけに、グリーンツーリズムの発展や、観光客らの島での長期滞在などにつなげたい。久米島を癒やしの島にしていきたい」と語った。(呉俐君)

【関連記事】

国内北限のコーヒー、生産増へ 「沖縄産」技術指導へ協会 関係者、産地育成図る

自然と香りに癒やされて ペーパードリップ講座 コーヒーに深い味わい
沖縄県内外のコーヒー集結 宜野座で催し、文化楽しむ

この記事を書いた人

記事一覧

この記事を書いた人

配信社:琉球新報社

「沖縄の今」をお伝えする地元紙・琉球新報です。政治、経済、スポーツなど最新ニュースから、ディープな地域ネタまで、沖縄を知りたいあなたへ幅広い情報をお届けします。 
http://ryukyushimpo.jp/

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

“好感度1位”俳優パク・ボゴム 謙虚すぎる受け答えにウットリ2017.12.05

最旬スターのインタビューをお届けするK☆STAR LOVERS。今回のゲストは、今、韓国で最も愛される俳優のパク・ボゴム(24)。'16年に韓国で放送され、最高視聴率25.3%を記録した時代劇『雲が描...


ランキング