思わず足が止まる!「わじゃ そーいびん」って?工事現場のうちなーぐち看板 発案者の思いを聞いてみた

投稿日: 2017年08月15日 12:00 JST

image

工事区間の始まりでは「ゆたしく うにげーさびら」(よろしくお願いします)

 

【糸満】「わじゃ そーいびん(お仕事中です)」。沖縄県糸満市武富のイオンタウン武富ショッピングセンター前の県道7号の道路工事現場で、うちなーぐちの看板が道行く人を楽しませている。発案者は、うちなーぐちを使う機会が減少していることに危機感を持った南山開発(本社・豊見城市)の取締役会長の浦崎実さん(60)だ。「言葉は使わなかったら忘れてしまう。まずは関心を持つきっかけになってほしい」と、2年ほど前から那覇市内や本島南部の工事現場でオリジナルのうちなーぐち看板を設置している。

 

八重瀬町出身で、幼少からうちなーぐちに親しんできた浦崎さん。近年は同級生の模合などでうちなーぐちを使うが、職場では使う機会が減ったという。

 

「言葉は時代によって変わっていくものだが、少しでもうちなーぐちを残したい」と、工事現場の看板をうちなーぐちで表記することを思い付いた。今では従業員にも積極的にうちなーぐちで話し掛けている。

 

「ゆたしく うにげーさびら(よろしくお願いします)」「にふぇー やいびーたん(ありがとうございました)」など、各現場に合わせて必要な文言をうちなーぐちで考え、発注する。

 

意味が分かりやすいよう、日本語表記の看板と併設するようにしている。看板はリースで、工事が終わると返却するため、これまで何枚作成したか不明という。

 

浦崎さんは「南部でも地域で言葉が異なり、虫一つでも呼び方が違う。言葉はとても面白い。うちなーぐちをぜひ普及させたい」と力を込める。

 

県道7号のイオンタウン武富ショッピングセンター前の工事は、今年10月末までの予定だ。

 

「見学料は取りません。いちゃんだ(無料)ですよ」と、浦崎さんは少年のように笑った。

(豊浜由紀子)

【関連記事】

ウチナーギャル語わかる? 若者ウチナーグチ紹介本あす発売

しまくとぅば「使う」54% 沖縄県の「琉球語」調査、4ポイント減、目標達せず
沖縄には正月が3つある!! 沖縄の人は知っているが、県外の人は知らない沖縄の正月

この記事を書いた人

記事一覧

この記事を書いた人

配信社:琉球新報社

「沖縄の今」をお伝えする地元紙・琉球新報です。政治、経済、スポーツなど最新ニュースから、ディープな地域ネタまで、沖縄を知りたいあなたへ幅広い情報をお届けします。 
http://ryukyushimpo.jp/

この記事が気に入ったら
いいね!/ フォロ− しよう

WEB女性自身の最新の情報をお届けします。

あなたにオススメ

【注目アイテム】
「メスを使わない美容整形」コルギのパワーを自宅で!!
ジェニファー・ロペス、カイリー・ミノーグが「約20歳年下彼氏」を手に入れたワケ!
45歳、奇跡の美乳・原志保さんのボディを作るヒミツのグッズ公開!!
着るだけで、エステの効果がインナーに!!
可愛い47歳! 元CA佐藤亮子さんの大人気トラベルブランド

コラム・連載

もっと見る

女性自身チャンネル

もっと見る

スヒョン入隊前の心境を吐露!U-KISSみんなで乗り越える新曲2017.10.17

U-KISSが14枚目のシングル『FLY』をリリース! 4月にケビンが卒業して以降、5人体制で挑むはじめてのシングルは苦しいことを乗り越えて前に進もうというメッセージが込められている。楽曲、そしてリ...


ランキング