辺野古の希少サンゴ、県と調整開始 絶滅危惧種で沖縄防衛局、申請時期は示さず

投稿日: 2017年09月29日 15:00 JST

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名護市辺野古の埋め立て予定地で見つかったオキナワハマサンゴ(沖縄防衛局作成の資料)

 

米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設に伴う名護市辺野古の新基地建設計画を巡り、埋め立て予定海域で絶滅危惧種のサンゴが見つかったことに関して28日、防衛省沖縄防衛局の職員が沖縄県庁を訪れ、工事を進めるため県知事から得る必要のあるサンゴの特別採捕許可申請について事前調整を始めた。

 

防衛局は申請書を提出する時期は明らかにしていない。県は今後、環境や法律の専門家にも相談し、対応を検討する。関係部長らは午後5時すぎ、知事室で翁長雄志知事に状況を報告した。防衛局はサンゴの採捕許可手続きとは別に、29日も県を訪れ環境影響評価(アセスメント)に関連する「事後調査報告書」について説明する予定だ。

 

防衛局は27日に開かれた環境監視等委員会の内容も説明した。サンゴの採捕許可の申請時期を「県と事前調整を行い、必要な書類が整い次第速やかに申請したい」としたが、申請時期は示さなかった。

 

申請から許可が下りるまでの標準処理期間は45日間で、判断が難しい場合には45日を超える場合もある。採捕許可を審査する農水部水産課は「十分な説明を求め、規則に基づいて厳正に審査する」と話した。

 

防衛省の調査で、埋め立て予定海域に環境省の「レッドリスト」に掲載されたオキナワハマサンゴ(絶滅危惧2類)とヒメサンゴ(準絶滅危惧)の計14群体が見つかった。うち13群体は死滅、消失しており、1群体のみ現在も生存しているという。

 

県土木建築部によると環境アセスメントでは、サンゴの移植が新基地建設工事の条件になっている。

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