「切った髪、闘病の助けに」 医療用かつら、広がる寄付の輪

投稿日: 2017年11月20日 16:00 JST

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ヘアドネーションのために伸ばした髪を切った(右から)稲田ゆかりさん、玉城美香さん、宮城尚子さん(後列左)、宮城二弦さん(左手前)=那覇市内の美容室

 

一緒に髪を寄付しませんか-。切った髪を医療用ウィッグ(かつら)の原料として寄付する「ヘアドネーション」が、県内でもじわじわと広がっている。ラジオパーソナリティーの玉城美香さんもリスナーと一緒に伸ばした髪を切り、寄付した。玉城さんは「伸びた髪が誰かの役に立てたらうれしい」と笑顔を見せた。

 

ヘアドネーションは、切った髪を病気や治療で髪が抜けた人に、医療用ウィッグの原料のために寄付すること。ヘアドネーション賛同店の美容室で髪を切るか、切った髪を賛同店に預けることで寄付できる。賛同店は、ジャパンヘアドネーション&チャリティーのホームページで検索でき、県内には27店舗ある。

 

玉城さんが髪を伸ばし始めたのは2年前。玉城さんの兄ががんの治療で髪が抜け始めたころにヘアドネーションを知り、寄付に必要な31センチ以上を目標に伸ばし始めた。「なぜ髪を伸ばしているの?」と聞かれて説明するたびに、寄付のことを知らない人が多いと実感したという。ラジオ番組でも呼び掛けるようになった。

 

番組を聞いて寄付を決意したのは、天久泰江さん(37)=那覇市。美容室には行かずに自分で毛先を整えながら9年間伸ばしていた。「ちょうど髪が長かったから参加しようと思った」と振り返る。同じくリスナーの稲田ゆかりさん(34)=名護市=は、公開放送で玉城さんと話し、2年半伸ばした髪の寄付を決めた。

 

10月22日に、ラジオ沖縄の制作スタッフの宮城尚子さん(50)と、宮城さんの次女二弦(にこ)さん(13)も含めた5人で那覇市内の美容室で髪を切った。稲田さんは「みんなで一緒に寄付できてよかった」と述べ、当初は髪を切りたがらなかった二弦さんも「人のためになるならよかった」と話した。

 

玉城さんが11月11日、別の店舗で髪を切った知人を含めて預かった6人分の毛髪を、ヘアドネーションの賛同店である糸満市の美容室ヘアーサロンムジカに預けた。玉城さんは「これをきっかけにヘアドネーションについて多くの人に知ってもらえたらいい」と期待を寄せた。(田吹遥子)

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