070512 まさに魂の4連投だった。21日、斎藤が「最後は一番自信のある真っすぐ」144キロ速球でライバル駒大苫小牧・田中を空振り三振に打ち取った。熱闘だった。4―3で早実が勝利。

第88回全国高校野球選手権大会は21日、延長15回引き分け再試合となった。
118球、13奪三振の力投。今大会7試合で、948球を投げ抜いた。
斎藤は王も荒木も超え、創部102年目で悲願の初優勝を果たした。
その瞬間、抑えていた感情が一気に噴き出した。早実悲願の夏の大旗。ふだんはクールな斎藤が両拳を突き上げて雄叫びを上げた。
三塁側アルプスに駆けだした途端、歓喜の涙があふれた。
「人生最大の、一番幸せな日になりました。王先輩も荒木先輩もできなかったことを自分たちが成し遂げて本当にうれしい。疲れはあったけど気持ちで絶対に負けないように投げました」
数々の記録とともに、記憶に残る夏となった。
「いまは休みたい。群馬の家に帰って休みたい」