070513 だが、悲願の夏初制覇から一夜明けた早実ナインは、想像以上の周囲のフィーバーぶりに戸惑うことになる。
西宮市内の宿舎の前には早朝からファンが集まった。帰京の為に向かったJR新大阪駅ホームは200人の見送りであふれかえった。新大阪駅の職員は「高校野球でここまでの(警備を)やるのは記憶にない」と驚く。
新幹線の車内ではJR職員と警備員がガード。到着した東京駅でも1000人が詰めかけた。
学校に着くと地元市民約3000人が出迎えた。
「すごいですねえ。ちょっと…」。斎藤は苦笑いするだけだったが、下宿している都内のアパート、さらに群馬・太田市の実家までファンが詰めかけていた。
ソフトバンク・王監督らから祝福の花が届けられたホールで、学校関係者や父母会などの約800人を前に優勝報告会。
その後はテレビ各局に“はしご出演”する異例の事態が続いた。
午後7時すぎ、ようやく解放されたナインは一様にぐったりした様子で帰途についた。