0705201 明日からの本格的な合宿を前に、早大メンバーはヤクルトの練習を見学した。
沖縄に到着した2日のおよそ3倍、報道陣65人、観客600人が浦添市民球場に詰めかけた。
三塁側スタンドにはロープが張られた。早大メンバー以外の立ち入りを禁止したのだ。
ロープ際には、斎藤を見ようと観客が殺到する。三塁ベンチ前に陣取った報道陣も、グラウンドに背を向けて斎藤の姿を追う。この日のヤクルトキャンプの主役は、スタンドの斎藤だった。
厳戒態勢の中、斎藤はマネジャーを通してコメントした。
「(プロは)体つきが大きかった。体が大事だということを感じました」
この事態に、大学側は万が一が起きないよう、浦添市民球場とブルペンまでのおよそ10メートルの歩道に、ロープとカラーコーンを設置。斎藤の避難通路を作ったのだ。

0705202 午後、ランニングとキャッチボールの後、糸満市の平和祈念公園に移動。早大野球部戦没OB2人の名前が刻まれた記念碑に献花した。ここでも斎藤は記者に囲まれた。
「厳粛な気持ちになりましたし、野球ができることをありがたく思います。若くして亡くなられた先輩たちの分まで野球ができればいい」
明日からは初めての早大キャンプが本格的に始まる。