070522この日、東京六大学春季リーグ戦の日程が発表された。
そして、斎藤が初めて“開幕投手”という言葉を口にした。
「リーグ戦の開幕投手を争えればいいと思います。神宮で早く投げたい気持ちもあります」
浦添キャンプも6日目に入り、自信が生まれてきたのだ。笑顔もこぼれる。
「調子のいいときは自然と声が出るんです。いい状態で投げられました」
斎藤はブルペンで149球の投球練習を行った。その際、2度「よっしゃーっ!」と大きく声をあげたのだ。
応武篤良監督も
「手応えがあったからそういう発言になったんでしょう。沖縄に来て初めて声を出して投げたね。今日の内容なら開幕投手の争いに入ってこられると思う」
と、東京六大学では77年ぶり、早大では史上初となる1年生の春の開幕投手になる可能性を否定しなかった。
このキャンプでは須田幸太(新3年、土浦湖北)、松下建太(新2年、明徳義塾)、そして同級生の福井優也(済美卒)も開幕投手を狙っている。
日本テレビが、民放としては26年ぶりにリーグ戦を中継することが決定した。人気が低迷している東京六大学野球に、斎藤が新たな風を送り込んでいるようだ。