やはり斎藤は期待を裏切らない。
10日に、西武からの金銭供与問題に早大の野手が絡んでいることが判明していた。大学側はあくる11日から、練習後の取材をシャットアウトというピリピリムード。
さらにこの日、応武篤良監督が、早大調査委員会の2度目の事情聴取のため緊急帰京することが決定。
前日が本来の登板予定だったが、雨で延期になり、この日の登板となったのだ。
070523 そんな異様な雰囲気の中で実施した紅白戦だった。でも斎藤は動じない。試合の前から笑顔を見せていた。
相手は早実時代のチームメイト後藤、白川などが並ぶ控えメンバーの白軍とはいえ、完璧とも言える内容で抑えた。
最高気温22度。汗ばむ陽気だが、斎藤はハンカチを使うこともなかった。
取材規制のため、斎藤はマネジャーを通じて、
「60点か70点ぐらい。低めに投げることを意識しました。良い点と悪い点が見つかって実りのあるキャンプでした」
とコメントを出しただけだった。でも大きな手ごたえは感じていただろう。
練習後、16日の早実卒業式に出席のため沖縄を出発。後藤、船橋とともに羽田空港に到着した。
空港では職員通路を通って外へ抜け、ワゴン車に乗った。慌しい帰宅となった。