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カーリングの世界選手権で、日本初となる銀メダルを獲得したLS北見。快進撃の原動力となったのが、スーパーショットを連発したスキップの藤澤五月(24)だ。その美貌も相まって、一躍時の人となった。

 

「ターゲットどおりにストーンを出す技術は、ジュニアのころから抜けていた」と話すのは、父親でジュニア時代のコーチをしていた充昌さん(56)。

 

出身の北海道常呂町(現在の北見市)は、カーリングが町技というほど盛んな土地柄。両親の影響で、5歳から競技を始めると、天性のセンスを発揮。

 

もともと運動神経はよく、小学生のころ習っていた水泳でも、先生から上級コースに進まないかと声がかかったほど。

 

「五月は水泳は嫌いだったみたい。ただひたすら泳いでいるのが面白くないと(笑)。走っても、マラソンだけは常に上位でした。とにかく負けず嫌い。僕とオセロをやっていても、五月の番なのに次の手を打たない。急かすと、(全部引っくり返されて)負けるのがわかっているから打たないってね(笑)」

 

2010年、中部電力に入社した藤澤は、日本選手権4連覇を達成。昨年4月に退社し、LS北見に加入。そして今回の快挙となった。移籍後は、実家のある北海道に戻って生活を送っている。

 

「家事はよくやってくれますよ。凝り性で、なんでもとことんやるタイプ。調味料から食材まで全部買い込んでは、手の込んだ料理を作ってます。

 

アロマセラピーにも興味があって、資格を取りました。五月とは、YouTubeでカーリングの試合を観ながら、ここはなんでこうしたの? なんて話をします。すっかり僕のほうが教わるようになってしまいましたが(笑)」

 

充昌さんが、娘とカーリング談義に夢中になるのには理由がある。じつは母、兄、姉も含め、藤澤一家5人は、現役のカーリング選手なのである。両親は、今年1月の「北海道ミックスダブルス選手権」で3位になり、全国大会に出場するなど、その実力はトップレベル。

 

「ほかの出場選手は、大学生や10代の学生ばっかりですから。そのなかで、夫婦合わせて112 歳のコンビは頑張ったでしょう(笑)。全国大会で2位までに入ってたら、平昌五輪出場の可能性もあったんです。娘と両親が、ともに五輪出場なんていったら面白かったんですけどね(笑)」

 

(週刊FLASH 2016年4月19日号)

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