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『写真:Kyodo/Getty Images』

 

球春を告げるキャンプイン前日の1月31日、大谷翔平(22)が足首の怪我を理由に投手としてのWBC出場を辞退。さらに2月3日には、野手としても不参加を決定。球界を揺るがす衝撃的なニュースが飛び込んできた。

 

しかも、小久保裕紀監督(45)は、怪我の詳細を知らされておらず、管理能力のなさを露呈する結果となった。大谷余波は、各方面にも甚大な「被害」を与えた。

 

「試合を中継するTBSとテレ朝はパニック状態。もともと、小久保監督には華がなく、大会に向けた特番も作りづらい状態にあった。だからこそ、『大谷ジャパン』として売り出そうとし、日ハムがキャンプを張るアリゾナまで大勢のスタッフを派遣していた。さらに運営を仕切る電通は、大谷を中心に作成していた告知ポスターやCMを作り替える羽目となり、頭を抱えている」(民放関係者)

 

じつは大谷は、今年に入っての自主トレで、「足首の状態がもうひとつなんです」と、怪我の悩みを球団関係者に打ち明けていた。

 

それにしても、まだキャンプが始まったばかり。大谷の先発が発表されていた3月7日のキューバ戦までには、まだ1カ月以上ある。なぜ、ここまで早い発表となったのか。「日ハム側の思惑がある」と、担当記者は語る。

 

「今オフ、ポスティングによってのメジャー移籍は規定路線。現状では、入札の上限は2000万ドル(約23億円)と決まっている。だが、この制度は今年10月に効力が切れる。日ハムとしては、松坂大輔やダルビッシュ有のころのように金額無制限と言わないまでも、制度を再交渉し入札額の上限を少しでも上げたい。

 

そのためには『大谷は本物』と、メジャー側に印象づけたかった。WBCは最高の舞台だったが、怪我をした状態で出場して商品価値を下げたくない。メジャーにアピールする場は、ペナントレースで十分と判断した」

 

さらにもうひとつの理由を、スポーツ紙デスクが指摘する。

 

「日ハム側は、小久保監督を『二刀流は使いこなせない』と見切っている。彼はキューバ戦に大谷の先発を宣言したが、ほかにもDH、代打、ストッパーと二刀流どころか、短期間でさらに多くの起用法もあると示唆していた。

 

迷采配はプレミア12で実証済み。しかもWBCは、同大会より重圧が上。終盤の1点もやれない状況下、錯乱して出場過多の大谷をマウンドに、なんて禁断の采配もありうる。無理な起用をされて、欠陥商品となってチームに返されることがいちばん怖い」

 

目玉中の目玉を失った侍に、赤信号が灯っている。

(週刊FLASH 2017年2月21日号)

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