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11月下旬の午前中、専属通訳・水原一平氏の運転で、都内のスポーツジムを訪れたのは米メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平(27)。黒のスポーツウエアにバックパックを背負い、悠然とジムへ。

 

「15日の日本記者クラブでの記者会見や、19日のMVP受賞時のリモート取材を受けた後も、大谷選手が直行したのがこのジムでした」(スポーツ紙記者)

 

同ジムの利用客はこう語る。

 

「大谷選手は毎回、3時間トレーニングしています。自らキャリーケースを引いて来たこともあって、愛用のトレーニング用品を持ち込んでいるのでしょう。ジムの定休日にはピッチングの練習をしていると聞きました」

 

大谷は帰国後、ジムや練習場以外には出歩いていないようだ。

 

「MVP受賞の大先輩・イチローさんも凱旋帰国の際、毎日筋トレを欠かしませんでしたが、夜は高級鉄板焼き店で受賞祝いをするなど派手にオフを楽しんでいました。しかし、大谷選手は街に繰り出す気配すらありません。自宅で母親と静かに過ごしているそうです」(前出・スポーツ紙記者)

 

帰国後もストイックな日々を送る大谷だが、最近のインタビューで意外な“悩み”を吐露していた。

 

《野球の夢もけっこう見ます。いちばん多いのは、ライト前にヒットを打ったのに、足が前に進まない夢(笑)。水の中を走っているような感じでちっとも前に進まなくて、一塁でアウトになるんです》(『Number』12月2日号)

 

特に精神的なストレスを感じているとき、こうした“悪夢”をよく見ると語っているのだ。開運コーディネーター・富士川碧砂さんは彼の夢をこう読み取る。

 

「夢とは目標をかなえるために、潜在意識の中からアイデアをとるなど、現実化するための回路です。大谷選手にとっては出したい結果のイメージと、まだ結果が出ていない現実とを一致させるために見ている夢のように思いました。“ライト前”つまり右は夢分析で《正しい道》を表します。“水の中を走る”の水は《命のエネルギー》。つまり、夢の中で命のエネルギーを正しい道に持っていくため、“前に進まない”=《最初の一歩を模索》しているのでしょう。

 

大谷選手は大きな目標をイメージし、現実化するトレーニングを夢の中までしている。真実の道を知っている稀有な方だと思います」

 

大谷は野球漬けの日常だけでなく、夢の中でも鍛錬を怠らない。新型コロナの新規感染者数が減り、活気を取り戻しつつある街も彼には無縁なのかもしれない。

 

「年末年始の特番オファーも殺到していますが、基本的には断っているそうです」(テレビ局関係者)

 

寝ても覚めても“野球一筋”がSHO TIMEを生んでいた!

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