元日の能登半島地震、翌日の日航機と海保機の衝突という波乱の幕開けとなった2024年。その後も、大谷翔平が電撃婚&「50-50」達成、与党が衆院選で大敗、トランプ前大統領が返り咲くなど、国内外問わず衝撃的なニュースが相次いだ。そこで、本誌が目撃してきた2024年のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
あまり公の場に姿を見せる機会は多くないものの、大事な局面にはスタジアムを訪れていた大谷翔平の妻・真美子さん。ワールドシリーズ進出を決めた優勝決定シリーズ第6戦にも駆けつけ、悲願の瞬間を見届けていた。しかし、一つ気になったのは、優勝が決まったとき、観覧席にいた関係者たちと祝杯をあげたのだが、なぜかひとりだけお酒を飲んでいなかった。その“優しすぎる”理由とは――。(以下、女性自身2024年11月12日・19日合併号)※年齢は掲載当時のママ
「プレーしている全員がそこを目指して頑張っていると思うので、1年の集大成として、自分自身の野球人生の中の1つとしても大きなものかなと思います」
10月25日(日本時間、以下同)、ドジャース・大谷翔平選手(30)が、ワールドシリーズ前日の会見で、意気込みを語った。スポーツ紙記者は言う。
「大谷選手が花巻東高校時代に書いた人生設計シートには、これまでメジャー入団、WBC日本代表MVPなど有言実行してきた目標が数多くあります。ワールドシリーズ優勝は26歳での達成を目指し、同じ年に結婚も目標としていましたから、もし世界一になれば、年齢こそ違えど、超人的な人生設計達成率といえるでしょう」
妻・真美子さんも大谷の夢実現のために奔走していた。21日、ドジャースは優勝決定シリーズ第6戦でニューヨーク・メッツに10対5で勝利しリーグ優勝。真美子さんも本拠地ドジャー・スタジアムへ応援に訪れ、スイートルームで観戦していた。
デニムシャツを着た真美子さんは優勝決定後、ユニホームを着た愛犬のデコピンを左腕で抱きかかえ、右手にグラスを持ち、関係者たちと祝杯をあげた。周囲の人々がシャンパンを飲むなかで、真美子さんが飲んでいたドリンクはなぜか茶色だった。前出のスポーツ紙記者は続ける。
「真美子さんの前にあるテーブルに置かれていたのは、緑色のラベルが特徴的な『お~いお茶』のペットボトルでした。同製品の販売元である伊藤園は今年4月に大谷選手とグローバルアンバサダー契約を締結。契約の中には《『お~いお茶』飲み放題のサポートを受けられる》といった項目もあるといいます」
とはいえ、リーグ優勝の祝杯にお茶――。真美子さんは下戸なのだろうか。実業団時代の知人はこう証言する。
「真美子さんは決してお酒が飲めない体質ではありません。仲間で集まって食事をするときはお酒を飲んでテンションがあがることもありました。酔っぱらうほどまで飲みはしませんが……」
真美子さんがいま、“禁酒”しているのには大事な理由があると語るのは、在米ジャーナリストだ。
「最近は試合終了後、大谷選手が急ぎ足でロッカールームを後にする場面がよく目撃されています。それは愛車の運転を真美子さんに任せているからなのです。毎試合、相当ヒートアップするので、愛妻とのドライブで一刻も早くクールダウンしたいのでしょう。真美子さんとの会話と、彼女が選んだセンス溢れるプレイリストを聴きながら癒されているはずです」
メジャーリーグ評論家の福島良一さんもこう語る。
「メジャーリーグの選手たちの奥さんが球場に足を運び、夫の送り迎えをしたりすることはよくあります。真美子さんも夫人会でその流儀を習っていると思います。世界一をかけた大一番ですので、大谷選手の気持ちを少しでもリラックスさせようという気持ちで日々臨んでいるのでしょう」