コーヒーの琉球新報に関する話題
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県産コーヒー振興へ出資 農林中金、又吉コーヒー園に800万 機械の導入や生産者間で連携強化
2021/02/25 13:30沖縄県産コーヒーの振興に取り組むべく、農林中央金庫那覇支店は、又吉コーヒー園(東村、又吉拓之社長)に800万円の出資を決定した。県内の中核生産者である又吉コーヒー園は、出資を設備導入に活用し、他の生産者とも連携を強化して、県産コーヒーの生産拡大を目指す方針だ。又吉コーヒー園は、コーヒー豆の生産、加工、販売を中心に、収穫・焙煎体験や宿泊事業も手掛ける。2000本のコーヒーを栽培し、栽培本数と作付面積 -
レコードファンが集う店 店主亡き後に常連の手によって復活したコーヒーハウス響(ひびき)
2021/01/29 13:00憩いの場 残したい先代オーナーの洲鎌盛雄さん(故人)が、2009年にオープンした「コーヒーハウス響」。クラシックやジャズなどの臨場感あふれる音楽が流れる喫茶店だ。多くのファンに愛された同店は、2019年洲鎌さんの急逝により閉店。復活を待ち望む声が上がる中、約半年後にオーディオ仲間たちが週末限定で再開。存続に向け奮闘している。沖縄市八重島の一角にある「コーヒーハウス響」。ドアを開けると、そこは異世界 -
沖縄・国頭で育ったスペシャリティーコーヒーを地元でも 安田珈琲を共同売店で販売へ
2020/12/10 16:00【国頭】国頭村安田在住の徳田泰二郎さん(47)と優子さん(45)夫妻は、コーヒー豆づくりを始めて今年で13年目。農業の傍ら協同店を営んで7年目を迎えた。10月から「安田で育ったコーヒー・日本で唯一のオーガニック&スペシャルティコーヒー」として安田協同店での販売を始めた。(新城高仁通信員)徳田さん夫妻が作る安田珈琲(アダ・コーヒー)は、4年前に、高品質なコーヒー豆だけに与えられる「スペシャルティーコ -
沖縄北部にコーヒー研究拠点 グアテマラに次いで2カ所目 適した栽培調査へ
2020/11/05 13:00【名護】グアテマラコーヒーを扱う「GOOD COFFEE FARMS(グッド コーヒー ファームズ)」(東京都、カルロス・メレン代表)は4日、沖縄でのコーヒー栽培の可能性や商品開発をするための研究拠点を本島北部に立ち上げると発表した。グアテマラに次いで2カ所目。名護市のなごアグリパークで会見を開いた。同社はグアテマラで農家に対し、コーヒーの精製方法などの指導をしている。「サスティナブル」(持続可能 -
1杯1200円 希少な国産コーヒーの産地は沖縄 「ほろ苦、うま甘」新宿伊勢丹で好評
2020/02/03 13:30【中・北部】県産コーヒーが東京都の伊勢丹新宿店で販売され、好評を得ている。宮里直昌さん(69)=沖縄市=が沖縄の厳しい環境の中で丹精込めて育てた。時価で1杯1200円、伊勢丹で販売するコーヒー豆は50グラム4800円(税抜き)と高価だが、希少な国産コーヒーとして注目を集めている。約30年、市職員として働いた。栽培を始めたきっかけは桑江朝幸元市長の秘書時代にさかのぼる。コーヒー好きの桑江氏のため「お -
育て、うちなーコーヒー 沖縄SV×ネスレが名護に240本植樹
2019/04/24 12:11【名護】食品メーカーのネスレ日本(神戸市)と、サッカー元日本代表の高原直泰氏が代表を務めるサッカーチーム沖縄SV(豊見城市)などは23日、名護市許田の「沖縄SVコーヒーファーム」でコーヒー苗木240本を植え付けた。2020年には1万本を追加する計画でコーヒーの大規模生産としては県内初という。1万本の追加移植を行う場所は調整中。エクアドル産の3種類の苗木を植え、3年後の収穫を目指す。240本が順調に -
コーヒー焙煎 仲村良行さんが世界2位 日本代表し快挙
2019/01/28 15:01自家焙煎(ばいせん)のコーヒー専門店「豆ポレポレ」(沖縄市)を営む仲村良行さん(40)が23日、イタリアのリミニで開かれた焙煎技術を競う大会「ワールド コーヒー ロースティング チャンピオンシップ2018」(WCRC)で2位に輝いた。仲村さんは17年の日本大会で県出身者として初優勝し、今回日本代表として世界大会に出場した。初出場で2位入賞の快挙に「光栄です」と喜びを語った。20~23日の4日間で開 -
焙煎で日本一 仲村良行さんコーヒーの風味追究 来年末、世界大会に出場
2017/09/20 14:00愛用の焙煎機と仲村良行さん=16日、沖縄市高原の豆ポレポレ【沖縄】自家焙煎(ばいせん)のコーヒー専門店「豆ポレポレ」(沖縄県沖縄市高原)を営む仲村良行さん(38)が、東京で開かれた焙煎技術を競う全国大会で、沖縄県勢として初の日本一に輝いた。自身2回目の出場にしての快挙。来年末に日本代表として出場する世界大会に向け「気を引き締め、さらにコーヒーと向き合っていきたい」と意気込みを新たにしている。大会名 -
「コーヒー愛」香る市場、入れ方にこだわり配達も 那覇市牧志、壺屋
2017/09/06 12:00近くの店にアイスコーヒーを配達する「ザ・コーヒースタンド」の上原司さん(右端)=8月29日、那覇市牧志多くの人が行き交う沖縄県那覇市牧志から壺屋のマチグヮー(市場)周辺には近年、コーヒー店が増えている。なは市場振興会によると、過去2年で少なくとも6店舗増えた。豆や入れ方、アレンジにこだわる個性的な店ばかり。「人が歩く路地裏」に魅せられた店主たちは「市場周辺をコーヒーの聖地にしたい」と、静かな野望を -
コーヒー畑に夢実る 国頭の豆がスペシャルティ認定 安田の徳田泰二郎、優子さん
2017/07/20 14:009年前に畑に植えたコーヒーの木の前に立つ、徳田泰二郎さん、優子さん夫妻=国頭村安田【国頭】厳格な基準を満たした高品質のコーヒー豆だけに与えられる「スペシャルティコーヒー」の認定が、日本で初めて沖縄県国頭村安田から誕生した。安田在住の徳田泰二郎さん(44)と優子さん(42)夫妻が二人三脚で9年前から始めたコーヒーづくりが結実した。徳田さん夫妻が作る「安田珈琲(あだコーヒー)」は、まだ市場に出回るほど -
久米島の新たな産業「コーヒーで島おこし」今秋にも初収穫
2017/05/02 00:00沖縄本島から西に約100キロの久米島で、レゲエバー「スパイラルマーケット」(久米島町)を経営する大阪府出身の森島喜一さん(58)が2013年からコーヒー栽培に取り組んでいる。今年10月後半から11月前半にかけて初めてコーヒーの実の初収穫が見込まれ、地元産コーヒーの商品化が期待されている。地元農業関係者やコーヒー焙煎(ばいせん)事業者らとも連携、コーヒー栽培・販売を久米島の新たな産業とし、島おこしへ