荻原博子の年金に関する話題
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得する「年金みなし繰下げ」活用法を荻原博子が解説! 年下妻は気をつけて
2023/03/10 15:50’23年4月から年金の「特例的な繰下げみなし増額制度」(以下、みなし繰下げ)が始まります。そもそも年金受給は原則65歳からですが、’22年4月に繰下げ期間が10年に延長されたため、受給開始は60~75歳から選べることになりました。65歳より遅く受け取る繰り下げでは、ひと月ごとに0.7%増額され、最長10年間の繰り下げでは0.7%×120カ月=84%もの増額が一生続きます。年金の繰り下げには特に申し -
高給取りを優遇…荻原博子が指摘する「在職老齢年金」のウラ
2019/10/25 15:50最近、「在職老齢年金」の見直しがさかんに議論されている。在職老齢年金とは、年金をもらいながら働く60歳以上の方を対象としたもので、給与と年金の合計額が、基準額を超えたとき、厚生年金が減らされる制度だ。現在の基準は65歳以上が47万円、60~64歳は28万円だが、年金の減額は高齢者の働く意欲をそぐと問題に。そこで、基準を62万円に引き上げることを中心に検討されている。経済ジャーナリストの荻原博子さん -
荻原博子さん伝授「主婦が在宅でもできる、趣味が生きる仕事」
2019/08/23 15:50働く女性が増え、今年6月に3,000万人を突破した(総務省)。なかでも『女性自身』読者世代である45〜54歳女性は、10年前より約166万人も増加。どの世代より増えている。とはいえ、「長年、専業主婦だから……」と尻込みする人もいるのでは? しかし“主婦キャリア”は仕事に生かせる大きな武器だと、経済ジャーナリストの荻原博子さんは言う。また「老後2,000万円不足問題」が大きな話題だが、その根拠となっ -
荻原博子が指摘「年金受給額の引き上げは、実質“目減り”です!」
2019/02/01 16:001月18日、来年度の公的年金の受給額が発表された。'19年度は0.1%の引き上げ。この決定は物価の上昇に比べると実質目減りになるという。経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。'19年度は0.1%の引き上げです。厚生年金は、40年間夫が会社員で妻が専業主婦だったモデル夫婦が今年度より227円増えて、月22万1,504円。国民年金は、40年間保険料をかけ続けた満額の方1人分が、67円増 -
老後は年金だけで暮らせる!荻原博子語る「年金UP術」
2019/01/25 16:00ちょっとの工夫で少しの得でも、積もり積もれば、結果は全然違う。年金は当てにできないと思う人は必読。経済ジャーナリストの荻原博子さんが、年金受給額をふやすための裏ワザを教えてくれた――。「老後が心配だ」と多くの方が口にします。しかも高齢の方より、40代、50代の現役世代のほうが、不安感が大きいように思います。ですが私は「老後は年金だけで暮らせる」と考えています。40代、50代の方が老後を迎えるころも -
30年で約3万3千円の負担増!荻原博子語る家計苦しい原因
2018/06/29 16:00“年金は100年安泰”と叫び13年間、年金保険料を引き上げ続けた結果、この30年間で国民年金の支払いは2倍強に! 社会保険料は84%も負担が増えている。平成の約30年間で増えすぎた負担。その理由を経済ジャーナリストの荻原博子さんが解説してくれた――。今月3日、朝日新聞が平成30年間の家計に関するデータを発表しました。働く世帯について、平成になる前年の'88年と、昨年'17年とを大和総研が比較したも -
荻原博子さんが語る厚労省「新・年金試算」への疑問3
2014/06/16 07:00厚生労働省が6月3日に発表した、将来の年金給与水準の試算。これがはたして「安心」できるものなのか。うのみにできない3つの疑問点を、経済ジャーナリストの荻原博子さんが検証した。【1.年金試算の前提が大甘】まず、検証の基となる物価や賃金上昇率などの経済状況が、現実とかけ離れていて、信憑性がないことです。’14年からの当初10年間は、内閣府の「中長期の経済財政に関する試算」(’14年1月)を用いています -
荻原博子「全員に交付されるはずだった年金通帳はどこへ消えた」
2012/07/01 00:00荻原博子「全員に交付されるはずだった年金通帳はどこへ消えた」 「今となっては『消えた年金問題自体が消えた』と言ってもいい状況。申請があるものには対処していますが、これ以上は立ち行かないのが現状でしょう。自民党でダメだったこの問題に国民が怒ったから、民主党は政権を取ることができたのに」 そう憤るのは、経済ジャーナリストの荻原博子さん。『消えた年金』問題とは、’07年に社会保険庁のずさんな管理により、