豆腐の琉球新報に関する話題
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出来たて熱々の島豆腐、販売は「3時間以内に」 雨の日や給食にも影響? 衛生管理に新基準
2021/06/02 13:30国際的な衛生管理基準「HACCP(ハサップ)」に沿った衛生管理が1日から義務化され、沖縄特有の食文化である、温かいまま販売する島豆腐やゆし豆腐の管理基準が厳しくなった。豆腐の温度を55度以上で管理する必要があり、55度を下回った場合は3時間以内に消費するか冷蔵保存が必要となる。基準の適用が始まった1日、県内のスーパーでは、温度基準を満たせずに業者が納品できないケースもあった。豆腐の製造業者は「あち -
夫婦の愛情たっぷり、あちこーこー豆腐 建設業から転身、二人三脚で16年
2020/05/21 13:15【国頭】「『おいしい』の言葉が一番うれしい」。大豆の香りと湯気が漂う沖縄県国頭村桃原の豆腐屋「やんばる家玉栄(たまい)」で、店主の金城照夫さん(62)は静かにうなずく。妻のえつ子さん(57)と豆腐作りを始め、はや16年。午前2時に起床する生活も苦にせず、日々愛情を込め豆腐を作り続けている。「豆腐屋をやると思ったよ」。ある日親族からそう声を掛けられた。聞くと、照夫さんが幼い頃に病で亡くなった母親も豆 -
「あうんの呼吸」が味の決め手 仲良し夫婦の豆腐屋が閉店 48年の歴史に幕
2020/04/27 15:00創業48年。夫婦二人三脚でやってきた。地域と共に歩んできた。豊見城市高安にある平田豆腐店が26日、48年の歴史に幕を閉じる。寡黙な平田永佶(えいきち)さん(86)と明るくおしゃべりな妻の初江さん(83)は「寂しいね」とぽつり。「大好きな仕事」の最後の日が迫る中、永佶さんは「いつも通りやるだけ」、初江さんは「ありがとうの気持ちです」と目を潤ませながら語った。豆腐屋の朝は早い。2人は朝4時に起床し、お -
沖縄「あちこーこー島豆腐」がピンチ。衛生基準対応で小規模店窮地に…
2017/04/19 12:00売り場に並ぶ、あちこーこーの島豆腐やゆし豆腐=18日、那覇市内沖縄の日本復帰に伴う食品衛生法適用の例外として存続の危機をくぐり抜けた“あちこーこー(熱々)”の島豆腐が、再び正念場を迎えている。豆腐全体の需要減に加え、販売方法の変化や国際的な食品衛生管理基準の要請などから、水さらしして日持ちをよくした「パック豆腐」による流通が主流となっているためだ。本土の木綿豆腐は水槽の中で冷やし、冷蔵庫に保管して -
夫婦で作る優しい味 ジーマーミ豆腐
2016/09/30 11:00(写真・琉球新報社)もっちりとした弾力感に甘いたれが絡み、柔らかな落花生(ジーマーミ)の風味が口中に広がる。読谷村で地産地消を推奨してきた仲宗根悦子さん(65)の手作りジーマーミ豆腐は、優しい味がする。悦子さんはJAおきなわ女性部の会長で、JA全国女性組織協議会の理事でもある。県内外の会議に出席する時は、名刺代わりにジーマーミ豆腐を配る。「県外の会議に持って行ってくと、沖縄の土産物として喜ばれる」 -
大豆栽培 体験”畑から食卓へ” 手作り豆腐「うまい」 豆乳プリン、おから炒めも
2016/08/18 12:00地域体験学習で自分たちで植えた大豆で豆腐作りをする子どもたち=12日、伊江村の西崎公民館(写真・琉球新報社)【伊江】西崎・真謝子ども会は12日、同区公民館で豆腐作りを体験した。子ども会30人と保護者や地域のお年寄りたちが参加した。今回の体験学習は食育をテーマにしており、普段何気なく食している豆腐も口に入るまでにはいろんな工程があることを、3月19日の大豆の植え付けから6月21日の収穫、そして、豆腐