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発売1か月あまりで早くも4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』。蛭子能収(67)本人も「え、あの本が? 信じられない……」と驚く、好調な売れ行きを記念して、今回は特別に、月刊ファッション誌『JJ』誌上で行われたお悩み相談を配信。

 

女子会、SNS、カースト……コミュ力や人づきあいを重んじる社会に息苦しさを感じる若い女性読者の悩みに、「友達はいらない」と言い切る蛭子がゆるっとズバッと答えます!

 

【Q】「最近、SNSが幸せそうなウェディングの写真ばかり……。私もはやく友だちから羨まれるようなイケメンと豪華な結婚式をしたい!」 (IT関係勤務・27歳)

 

【A】そういう写真を見たら、僕は『はやく別れろ』って思っちゃうよ。その人たちも今は幸せそうに笑ってても、どうなるか分からないからね。だいたい、うまく行かないと思うよ。

 

そうやって人に幸せそうなところを見せた時点でもう不幸が始まってる。他人の幸せそうな姿なんて見て、誰が喜ぶの?  みんな不幸になるように呪いをかけてるかもよ。人が羨ましがるようなところは見せない方がいいよ。絶対、しっぺ返しが来る。

 

そういうこと見せれば見せるほど、他人からの“不幸になれ”っていう念が増えて、本当に不幸になっちゃいそうだよ! 幸せと不幸っていうのは、いつでもひっくり返るものだからね。

 

あんまりいいことばっかり人に話していると、それを失ったときのショックも大きくなっちゃうし。とにかく、うまくいっているところは人に見せない方がいいよ。

 

(『JJ』2015年8月号「今、身につけたい“繋がらない勇気”。」より)

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』早くも4刷!】

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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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