健康
1 ~25件/1945件
-
冷たい血液を全身へ…熱中症予防に「手のひら・足の裏を冷やす」
2022/07/07 11:006月27日、関東甲信などで、例年よりも早く梅雨が明けたとたん、関東の内陸部は40度超えの“殺人的な熱波”に見舞われた。「今年の暑さは例年とは異なります。熱中症にならないためにも、ふだんから対策を講じることがとても大事です」そうアドバイスするのは帝京大学医学部附属病院高度救命救急センター長の三宅康史先生だ。体内の水分が不足すると、血液がドロドロになり、熱を体内から運び出す血液自体を十分に冷やすことが -
IKKOは主治医の「大丈夫」メモをお守りに 患者数急増するパニック障害への対処法
2022/07/06 11:00「今から21年前の11月20日のこと。その日は朝から体調が優れなかったけど、なんとか担当の女優さんにメークをして、スタジオに送り出したんです。その後、ますます気持ちが悪くなって……。これはおかしい、と思ってタクシーを飛ばして病院に到着したときには脈拍も血圧も跳ね上がり、血圧は230に。息苦しさと気持ち悪さで立つこともできない状態でした」初めてパニック障害を発症したときのことをこう語るのは美容家でタ -
肥満の原因にも…腸内環境を壊す食品添加物
2022/07/06 06:00「健康のため、ダイエットのためなどと思って食べているものが、反対に腸にダメージを与えてしまうケースが増えています」そう警鐘を鳴らすのは、漢方薬店kampo’sの薬剤師で薬学博士の鹿島絵里さんだ。近年、腸内細菌の働きに関しては急速に解明が進んでいる。ダイエットを含む代謝機能、アレルギー疾患を含む免疫機能、情緒や精神分野などの働きなどがあり、腸は私たちの体調と密接に関わっているのだ。「“第二の脳”とも -
「月1000円ジェル塗るだけ」更年期障害がラクになる“ホルモン補充療法”とは
2022/07/01 15:506月17日、厚生労働省は初めて行った更年期障害に関する意識調査の結果を発表。それによると、50代女性で「更年期障害の自覚症状がある」と答えた人は38.3%いるにもかかわらず、「医療機関を受診して更年期障害と診断された」と答えた人はわずか9.1%。つらい症状があっても病院にかからない人が多いという実態が浮き彫りになった。「更年期障害は治療すれば治るということを知らない人がたくさんいるのだろうと思いま -
ヤクルト1000が買えなくても…腸に効く「発酵ごぼう」のすすめ
2022/07/01 11:00世間をにぎわすヤクルト1000狂騒曲。私もその効果を試したいけど、手に入らないというあなたにおすすめの食材が……。しかも、食物繊維と低糖質という点では勝ってるかもーー。「あれ飲んでから、すごい眠りがよくなった。もうびっくり」マツコ・デラックスがテレビでこう発言したことをきっかけに大ブームとなっているヤクルト1000。今や店頭に並べば、すぐに完売する人気ぶりだ。“ヤクルト史上最高密度”の乳酸菌が含ま -
乳酸菌×食物繊維で腸活に最適「発酵ごぼう」レシピ3
2022/07/01 11:00あまりに人気に品薄になっているヤクルト1000。これが買えなくても、腸に効く食品はないのかと調べたところ……。「発酵ごぼうがあります。植物性乳酸菌と食物繊維が豊富で、腸内を整えてくれます。しかも簡単に手作りできるんです」そう教えてくれたのは、さまざまな“発酵レシピ”をインスタグラム(@yuka_komehana)などで発信している発酵料理研究家の細野佑香さんだ。■毎日飲むので低糖質がいい細野さんも -
“傘をさして入浴”で夏の臭~い汗を撃退 温泉療法専門医が伝授
2022/06/29 15:50夏に気になる体臭。電車など密閉空間で自分のニオイに不安になったことはないだろうか。じつは、ニオイの原因となるベタベタ汗は、“お風呂”で解決できるのですーー!湿度と気温が上がる季節になると、「ツ~ン」と鼻につくニオイが全身からたち込めて、不快な気分になる。「特に梅雨から夏にかけて、シャワーだけで入浴を済ませてしまおうと思う人は多いでしょうが、湯船にしっかりつかると疲れが取れるだけでなく、体にいいこと -
夏のむくみ対策は食事から…アボカド、しょうがで水出し&代謝促進を
2022/06/24 11:00「暑くて湿気の多い季節になると、ジュースやアイスなど冷たいものを多く取ったり、エアコンの効いた涼しい部屋で長時間過ごすなどして、体を冷やしがちです。これらは“夏のむくみ”を招き、そこからだるさや疲れが取れないなどの原因になってしまうので、注意が必要です」こう話すのは、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生だ。夏場になると手足などに現れるむくみ。そのメカニズムを石原先生は次のように解説する。「体内の -
“血圧が高い都道府県ランキング”東京・神奈川が下位の理由
2022/06/24 06:00日本人のじつに3人に1人がかかっているともいわれる「高血圧症」は、重症になるまで自覚症状がほとんどないため放置されがち。しかし、血圧が高い状態が続くと、脳卒中など重大な疾病にかかるリスクが高まる。6月10日に公表された日本高血圧学会などの調査によると、全国での高血圧性疾患の患者数は2700万9064人。高血圧は飲酒や喫煙習慣のある中年男性がかかるものだというイメージももたれているが、今回の調査で女 -
サーモンやヒラメも危ない!「アニサキス食中毒」が急増しているワケ
2022/06/23 15:50「全国各地でアニサキス食中毒が激増しています。ここ数年でその数は一気に増え、5年前からは食中毒の原因、ワースト1位にもなっているんです」そう語るのは熊本大学産業ナノマテリアル研究所の浪平隆男准教授。厚生労働省の速報によると今年はすでに124件のアニサキス食中毒が発生している(6月8日時点)。アニサキスとは、その終宿主がクジラなどである太さ0.5~1.0ミリ、長さ2~3センチのミミズのような見た目で -
ステージ別で大きくかわるがんの治療費 早期発見が大切と医師
2022/06/20 11:00〈はじめまして「線虫くん」です〉そんなフレーズとともに始まるCMを見たことがある人も多いだろう。これはHIROTSUバイオサイエンス社が行っている線虫によるがん検査「N-NOSE」のCM。たった1滴の尿から、がんが発する“におい”を線虫がかぎ分け、早期がんを見つけ出すことができるのだという。このように、がんの検査の方法や精度は日進月歩で進化している。「がんが進行すれば、体への負担ばかりでなく、経済 -
朝食にハムチーズトースト、間食はナッツ類「梅雨だる」解消セルフケア8つ
2022/06/17 06:00関東甲信越では平年より1日早く梅雨入りが発表された。ぐずついた天気が続くこの季節。毎年、不調に悩まされるという人も多いだろう。「梅雨時は低気圧の影響で、体のだるさや心のモヤモヤなど、心身のさまざまなトラブル、いわゆる“梅雨だる”を訴える人が増加します」そう語るのは、公認心理師で神戸心理療法センター代表の高井祐子先生。ウーマンウェルネス研究会が、首都圏に住む20〜50代の男女609人を対象に行った調 -
熱中症に“塩バナナ”の新習慣 医師が教えるおいしい予防法
2022/06/16 11:00気温が高くなるこの季節、気になるのは熱中症。熱中症は、気化熱で体温を抑えるために汗をかき、そのため体内の水分やナトリウムなどの減少や血液の流れが滞るなどして逆に体温が急上昇し、重要な臓器が高温にさらされたりすることで発症する。場合によっては生命に関わることもあるので注意が必要だ。そんな熱中症対策に注目の方法がある。バナナに塩を振りかけるだけという、『塩バナナ』だ。この塩バナナを考案したのは、介護老 -
コロナ禍で急増“あごの痛み”を改善する「アイーン体操」
2022/06/13 15:50女性は男性の約3倍なりやすいという「顎関節症」。コロナ禍のマスク生活に加えて運動不足も原因の一つだという。専門医が教える体操で、不調を予防&改善していこうーー!「全国的に、あごの痛みを訴える人が増えています。アメリカではコロナ以降、歯科医師の約62%が『顎関節症』の増加を認識。日本でも同様の事態に陥っていると考えられます」そう語るのは、日本口腔顔面痛学会の理事を務める徳島大学大学院医歯薬学研究部の -
ツナ・トマトは朝7時に!夏バテ防ぐ「食べ方の時間割」
2022/06/13 11:00まだ初夏だというのに、気温が30度を超える真夏日が相次いでいる。5月29日に東京都で31.2度を記録。2日には京都府で30.9度となった。さらに厳しくなる猛暑。毎日の食事で対策をーー!「夏バテの季節も目前に迫ってきました。何を食べ栄養補給するかが気になるところですが、食べる時間により吸収率などが変わります。こうした『時間栄養学』は、夏の疲労回復のヒントとなります」こう呼びかけるのは、『食べる時間を -
“へそくり”に100万円の追徴課税も…相続財産の申告漏れにご用心
2022/06/09 15:50夫に先立たれた妻が財産を相続した際、その一部申告漏れを指摘されるというケースが増えている。正しい認識で、先々のペナルティの発生を防ごうーー。「税務署から連絡を受けたときはびっくりしました。まさか自分が追徴課税を支払うことになるだなんて……」そう肩を落とすのは首都圏近郊に住むA子さん(70代)。A子さんは、夫の死後2年ほど経過してから税務調査を受け、その結果なんと数百万円のペナルティを科せられたとい -
サル痘の感染が増加…専門家に聞く“日本上陸”の可能性
2022/06/09 11:00「政府は1日、新型コロナの水際対策緩和を発表。条件付きで入国者の検査と待機を免除し、上限を1日2万人にするなどの大幅緩和が『サル痘』の上陸を許さないか懸念されています」(全国紙記者)この「サル痘」なる耳慣れない病気は、重症化すると天然痘のような発疹が全身に広がる感染症で、6月5日現在で欧州その他の国で780件の感染が確認されている。岸田首相は、参院予算委員会で「情報収集に努めながら監視しつつ、対応 -
1年経っても記憶障害が…厚労省専門会議で報告されたコロナ後遺症実態
2022/06/09 06:00新型コロナウイルスによる後遺症が認知障害を招くメカニズムははっきりしていない。免疫調節不全による炎症の進行、血栓症による血管損傷などの説があるが、未解明な部分が多い。6月1日、厚生労働省に助言する専門家会議において、こんな調査結果が発表されたからだ。慶應義塾大学医学部呼吸器内科の研究チームが、2020年1月から2021年2月までに、コロナ陽性となった男女1066人を対象にコロナ後遺症について追跡調 -
英ケンブリッジ大が衝撃報告「コロナ後遺症で脳が20年老化しIQが10下がる」
2022/06/09 06:00コロナ禍前の日常が戻りつつあるなか、英国からコロナ後遺症の衝撃的な報告が飛び込んできた。《コロナ感染による認知障害は脳を20年分老化させる》英国・ケンブリッジ大学などの研究チームが、5月1日、医学誌『ランセット』でこんな報告をしたのだ。米ボストン在住の内科医、大西睦子先生が解説する。「新型コロナウイルスに感染し、2020年3月10日~7月31日までに、集中治療を受けた46人の患者を対象とした調査で -
尿もれ&頻尿を予防する 1日20回「目つぶりスクワット」
2022/06/06 15:50「1日8回以上トイレに行く」「いつもなんだか残尿感がある」は、“膀胱の衰え”のサイン。60歳以上の約8割が抱えている尿の悩みを、簡単トレーニングで予防&改善しよう!「コロナ禍の自粛生活や運動不足による筋力の低下が原因で、尿トラブルを起こすリスクが増加しています」こう語るのは、順天堂大学医学部泌尿器外科学講座特任准教授の河野春奈先生だ。くしゃみやせきをしたときにヒヤッとする、夜間トイレに起きてしまう -
1000円札を見つめて老眼改善! 眼科医が教える毎日トレ
2022/06/06 15:50「加齢による老眼、近視や疲れ目でモノが見えづらいという悩みを持つ人は多いでしょう。そこで、オススメなのは、1000円札を使ったセルフトレーニングです。必要なのは1000円札1枚のみ。副作用はなく、簡単な視力改善法です。誰もが今すぐにでもできる1000円札トレーニングについてお教えしましょう」そう力説するのは、眼科医の平松類先生。平松先生は長年、世界中の多くの論文を読み込み、科学的に効果が証明された -
最新研究で判明!“睡眠6時間未満”で太る…そのメカニズムは?
2022/06/03 11:00つい乱れてしまいがちな睡眠時間。しかし、それが常態化すると、なんと体形の乱れにもつながることに。太りたくないのなら、食事・運動の前に、まず快眠を心がけようーー。「ダイエットのために食事を工夫する、運動を取り入れるなどの取り組みをしても、長続きせずに断念してしまう人は多いでしょう。じつは、海外では“毎日の睡眠をしっかりととるだけ”で体形維持につながるという効果を示唆する研究結果がいくつもあります。と -
女性が得する年金のもらい方“70歳からの受給で年金が月額42%アップ”
2022/06/01 15:50「PGF生命の調査では、60歳の25%が『貯蓄が100万円未満』。4人に1人は老後資金がほぼない状態なのです。とくに私が心配しているのは女性の老後です」こう話すのは、最新著『私の老後 私の年金 このままで大丈夫なの? 教えてください。』が話題の“年金のプロ”長尾義弘さん。長尾さんが心配する「女性の老後に待ち受ける3大リスク」は次のとおりだ。【リスク1】受け取れる年金額が男性より少ない「共働きの女性 -
手を握って血圧を下げよう! 1日2分でOK「リズムニギニギ」
2022/06/01 11:00手を握るだけで血圧が下がる「リズムニギニギ」。医学的な裏付けがあるうえ、簡単かつお金がかからないこの方法、毎日のルーティンにすれば、健康寿命アップ間違いなしーー!「一酸化窒素は、私たちの血管内でも作られていて、重要な役割を果たしているんです」こう話すのは、糖尿病内科・漢方医の工藤孝文先生だ。一酸化窒素と聞くと車の排気ガスなどに含まれ、大気汚染をしている悪い物質というイメージがあるが、人体の中ではど -
腕を振ると緑内障が改善! 眼科医が教える中国古来の気功法
2022/06/01 06:00「近視、老眼、緑内障など、私たちは一度悪くなりだした視力を回復することは難しいと考えがちですが、ただ腕を振るだけで改善する方法があります」「眼筋ほぐしメガネ」など、さまざまな提案で視力改善の啓発に努めてきた、ほんべクリニック院長の本部千博先生が語るだけに驚きだ。腕を振るだけで視力が改善されるというのは、気功のポーズ「スワイショウ」。「スワイショウは、気功の準備体操として行う動作で、体の力を抜いたリ