昨年秋、“世界一ゆるい70歳”となった蛭子能収(70)。大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)を刊行したばかりの蛭子が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「26歳の息子は上司から何度も借金を頼まれ、20万円以上も貸しているようです。注意をすると『オレの金だから』と聞く耳をもちません。どうしたらやめさせられますか?」(星に願いをさん・54・パート・神奈川県)

 

【A】「たとえ尊敬する人の頼みでも、嫌だと思ったら断っていい」(蛭子能収)

 

本人が「痛っ!」と感じるまで貸し続けるでしょうから、放っておけばいいんです。それにしても、お金の貸し借りは、借りた者は堂々としているのに、貸したほうが気まずくなるのがおかしいですよね。

 

昔、ある芸能人から「お金回してよ」と声をかけられたことがあります。偉そうに人に説教している姿を画面で見ますが、貸した30万円は返してくれません。なんか悲しいですよね。

 

たとえ上司の頼みといっても、断ることができないとしたら問題ですよね。

 

以前、尊敬するビートたけしさんと、知り合いの平口広美さんという漫画家に会いに行った帰りに、「いまから蛭子さんの家に行きたいな」と言われたことがあります。オレはたけしさんのオーラで緊張して疲れていたし、これ以上話すこともないから、「片付いていないからダメです」と断りました。

 

上司でも、芸能界の重鎮でも無理に合わせるのはツラいものです。たけしさんはオレのウソを見抜いたうえで「そっか」と。あんな大御所なのに、すごく気を使う人なんです。