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大反響の「ゆるゆる人生相談」を一挙108本収録した、世界一ゆるい自己啓発本『笑われる勇気』(光文社・900円+税)も発売中の“世界一ゆるい70代”となった蛭子能収(72)が、読者からの相談に答える!

 

【Q】「在宅ワークでずっと家にいる夫。一緒にいると自分勝手でええかげんな悪いところばかり目についてイライラ。離婚は考えていませんがこの先が不安。どう接すればいいの?」(杏サーモンさん・49・パート・大阪府)

 

【A】「競艇選手の悪いところばかり見ていると、予想の勘が鈍る」(蛭子能収)

 

オレも家に閉じこもっています。仕事があると外食や弁当が多いのですが、今は3食とも家で食べています。食事を作ってくれる女房にはすごく感謝しています。

 

魚嫌いのオレは健康にいいと言われても口にしません。でもこの前、肉だと思って食べたのが、サバの竜田揚げでした。魚のみりん干しを食べたときも肉だと思っていました。魚でも小骨がなくて茶色で、魚の味がしなければ食べる。なんだか女房に鍛えられているようです。

 

いずれ夫が退職したら一緒の時間が増えるはずです。今は、その予行演習だと思って、夫の悪いところを直すようにいろいろ仕込んでみたらどうですかね。

 

あと、不平不満があるときは、なんでも悪いところばかりが目につきます。オレも競艇で予想が外れて頭に血が上ると、「スタートが悪い」とか「攻めていない」と選手の悪いところばかり気になります。それが次のレースを予想する勘を鈍らせます。悪いところを探すよりも、いいところを見つける。それが競艇では大事です。

 

「女性自身」2020年5月26日号 掲載

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