皆さん、こんにちは!はちみつ姉妹です。日に日に寒さが増してきておりそろそろ、衣替えの季節ですね。と同時に、この時期は自律神経やホルモンのバランスを崩しやすく、私たちの体とお肌もとても敏感に変化。それによる体調不良やお肌トラブルを引き起こしがちです。日々のケアをきちんと行うことで、少しでも不調を回避していただきたいものです。
そこで今回ご紹介したいのは、【サフランはちみつ】です。
サフランの花は、アヤメ科のサフラン属に属している秋に咲く多年草です。開いた花の真ん中に、黄色い雄しべと方向性のある細長い赤い雌しべを持っています。その赤い雌しべを採取して乾燥させたものがスパイスの「サフラン」。パエリアやブイヤベースなど、地中海料理によく使われ美肌を手に入れることが出来るスパイスとも言われています。
サフランの歴史は古く、紀元前からスパイスや染料として使われてきました。古代ギリシャでは、サフランの黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されていました。サフランが最初に栽培されたのは、イランやインドのカシミール地方と言われ日本には江戸時代末期に漢方薬として入ってきたと言われています。
国内では、1800年代ごろから栽培が始められたそうです。また旧約聖書の中では「芳香を放つハーブ」と記され、魅惑的な香りとほろ苦さのような独特な風味が人々に愛されてきました。
サフランの有効成分は、α-カロテン、β-カロテン、γ-カロテンです。また黄色の色素はクロセチン、苦味成分はピクロクロシン、香り成分はサフラナールなどが含まれています。
生薬としてのサフランは「番紅花」と呼ばれ鎮痛、鎮静、月経誘発などの作用があるとされています。その為、更年期障害や生理不順、生理痛や冷え性などの予防・改善に効果的といわれています。また睡眠障害や頭痛、めまいの改善にも効果的で、ストレスや憂鬱な気持ちの鎮静にも効果的といわれています。
ただし子宮の動きを活発にする働きがあるので、妊婦さんは摂取を控えることをオススメします。
お肌への効果としては美容液としてサフランはちみつを塗布することでお肌に張りが生まれますし、目の下のクマや黒ずみ改善にも効果的。さらには食べるだけでもプリメントのように効果を発揮してくれる、万能はちみつなのです。
ちなみにサフランはちみつを入手するのが難しい方は、以下の手順で自作も可能です。
【サフランはちみつの作り方】
・非加熱のはちみつにサフランを入れて混ぜる
・1週間程漬け込む(1日1回混ぜる)
・保存容器に入れて出来上がり
体の内側と外側からケアしてくれる【サフランはちみつ】、そのさまざまな効果をぜひ体感してみてくださいね。