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毎月4回お届けするこどもみらい探求社からのレポート。
その内2回は、「70㎝の目線」。
こどもたちにひとつの“ありふれたモノ”を渡していき、創造される「あそび」をお送りします!

残りの2回は、「保育士起業家 まい&めぐの社会実験“こども✕??”」
こどもたちの明るい未来のために、様々な分野とコラボレーションをしたレポートをご紹介。

今回は「70cmの目線」、出会ったモノは「靴べら」です!

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◯ 今日のこども ◯
双子で登場!
 
かんちゃん(1歳10ヶ月)
好きなもの:歌うこと、絵本、お買い物ごっこ
 
まーちゃん(1歳10ヶ月)
好きなもの:踊ること、絵本、おままごと

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【観察を終えて…】

今回も、0.1.2歳の親子で通う習い事“おやこ保育園”から。

この日はいつもと場所を変えて、椎名町駅にある「金剛院」で開催しました。

 

到着するとすぐに、まーちゃんが入り口すぐの壁にかかっている「靴べら」を見つけました。

まーちゃんが靴べらを手にとってはじめて、遊び道具になることに大人たちが気付かされるのでした。

まーちゃんは、しばらく靴べらを見つめ、双子の姉の、かんちゃんのもとへ行き、一緒に靴べらでどう遊ぶかを考えているかのようでした。(かんちゃんは、懐中電灯の回にも出てきています)

 

1歳後半~2歳の子どもたちは、今回の2人のように、“一緒に”遊ぶことに楽しさを見出し、「おもちゃ」を通して関係性を深めていきます。

1歳前半は他の子どもへの関心が高まってきますが、まだまだ一人遊びが多い時期。

3歳頃になると、同じ年頃の子どもと遊ぶことが楽しくなり、社会性も身についてきます。

子どもの社会性は、初めて他人を認識するようになってから、母親・その他の家族・家族以外の人へ…と、外の世界に広がっていきます。人とのやり取りの中で、コミュニケーションの力を身に付け、成長していきます。

このように、遊びは様々な力を身につけさせてくれる、万能の学習方法とも言えますね。

 

さて、あなたのお子さんに【靴べら】を渡したら、どんな反応をみせてくれるでしょうか?

次回の素材も、普段なにげなく使っている生活用品。おたのしみに!

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