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「W杯直前の8月に、リーチ選手は母の故郷・フィジーを妻と一人娘と訪問。家族水入らずの貴重な時間を過ごしました。彼の娘は、久々の親子の時間がうれしかったようで、リーチ選手とずっと一緒に遊んでいました。リーチ選手がラグビーに集中できるように妻の知美さんは、ふだんから“パパに会いたい”と娘さんが寂しがらないように子育てに奮闘しているようです」(スポーツ紙記者)

 

熱戦が繰り広げられているラグビーW杯日本大会。強豪アイルランドに勝利するなど、夢のベスト8にあと一歩と迫る日本代表の奮闘で、大盛り上がり中だ。

 

そんな日本代表を率いる主将リーチ マイケル選手(31)が「ラグビーに打ち込める最大のエネルギー。心から感謝している」と語るのが知美さん(31)の存在だ。

 

15歳のときに留学生としてニュージーランド(以下、NZ)から来日したリーチ選手。高校卒業後、進学した東海大学で出会った。

 

「高校時代にバレーボール選手として活躍していた知美さんは大学ではライフセーバー部に入っていて、スポーツマネージメントを学んでいました。大学3年生のときに授業が一緒になったリーチが、『日本語を教えてほしい』と声をかけたようです。グラウンド以外では、シャイで照れ屋な彼にしては思い切った行動です(笑)」(ラグビー専門誌記者)

 

’12年に結婚、’14年には代表キャプテンになったリーチ選手。“激務”を知美さんと2人のスクラムで乗り切ってきた。

 

「リーチ選手は奥さんに何も相談しないで決めてしまうんです。彼はNZにも自宅があるのですが、リビングにサウナを作ったり、庭に陸上トラックを作ったりしたときも1人で決めた。モンゴル人のラグビー留学生の経済的支援を始めたりしたときも、知美さんには一言も相談していません。彼女もラグビーに専念できるなら、とリーチ選手の“ワガママ”を受け入れています。また、リーチ選手は日付をよく間違えます。海外遠征から帰国したとき、日にちを間違えて予約して迎えの車が空港まで来ていなかったことがあるんです。知美さんは『いつもマイケルはこうなの』と笑いながらも、タクシーを手配していました。ラグビーだけしか考えていない夫をさりげなくサポートしていました」(前出・スポーツ紙記者)

 

’14年にリーチ選手はカフェ「Cafe+64」を都内で開店している。

 

「コーヒー好きのリーチ選手がカフェをやりたかったようです。ラグビー人生は短く、過酷なわりには収入がサッカーや野球選手の10分の1程度。引退した後も家族が困らないようにという、リーチ選手の家族愛が詰まった店です」(ラグビー関係者)

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