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©士郎正宗・Production I.G/講談社 「攻殻機動隊ARISE」製作委員会

「特に家電メーカー経営者は(攻殻機動隊を)観ろ!ここにヒントが隠されている!」と豪語するのは慶應義塾大学・政策メディア研究科教授の夏野剛氏。

2月12日、東京・六本木にあるnicofarreにて映画『攻殻機動隊ARISE』の制作発表会が行われ、第一部に慶大教授の夏野剛氏、角川アスキー研究所の遠藤諭氏が登壇。第二部に最新作の総監督を務める黄瀬和哉氏、脚本の冲方丁氏、そして同作品制作会社・プロダクションI.G.代表の石川光久らが同作についての熱い思いを語りあった。

夏野氏はNTTドコモで執行役員などを努め、iモードをはじめさまざまな事業を立ち上げた経験を持つ。最先端テクノロジーに精通する氏が「『攻殻機動隊』は未来を丁寧に描写した作品である」と力説するように、彼がかつて世に送り出した『おサイフケータイ』も、これらSF作品から影響を受けたという。また2年前に京都大学の受験で起きた携帯電話を使ったカンニング問題にも言及し、「こんな問題の作り方をした先生が悪い!」とテクノロジーを軽視した側に問題があると苦言を呈した。

原作は89年(作者・士郎正宗氏)に漫画として出版され、以後95年に劇場アニメ映画版が公開されてから、テレビアニメ化、ゲームや小説などあらゆるメディアで世界中で人気のシリーズ最新作が、今年6月に『攻殻機動隊ARISE』として公開されるもの。前出の石川氏は、「政治家にも是非観てほしい」というだけあって、近未来に起こり得る可能性のあるネットやロボット社会のあらゆる問題が細かな描写により表現されている。

6月22日から2週間限定での劇場公開とともに、インターネットでの有料配信とBlu-rayの同時販売を行う。劇場鑑賞券の前売り発売は3月22日より開始。

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