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この季節、道を歩いているとあちらこちらから目に飛び込んでくるドクダミ。香りが独特で刈っても刈っても生えてくるゆえ、嫌われ者のように扱われていますが、実は素晴らしい効能をもつ薬草です!

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ドクダミは、飲んでよし、食べてよし、つけてよしの、中からも外からも使える万能薬です。さまざまな効能を持っていることから、生薬名が十薬と名付けられています。群生しているドクダミはまるで黄金に輝く金塊のように見え、全部摘みたい!と欲が出てくるほど(笑)。今灯では、そんな素晴らしいチカラを持つドクダミを生活に取り入れる方法として、ドクダミ茶とドクダミ化粧水のつくり方をご紹介します♪

わたしは日本メディカルハーブ協会のハーバルセラピストとホリスティックハーバルプラクティショナーという資格を持っている人間でして、ハーブ(薬草)の成分やそれが体内でどのように作用するかなど、薬草の薬理作用に詳しい一面があります。日常生活でカラダに不調が起きたときは、いつもハーブで対応しますので、白い薬は5年ほど一錠も飲んでいません。わたしにとって薬はハーブなのです。薬という字も、「草冠」に「楽」と書くくらいなので、古代から人間はハーブを使って病と向き合いカラダを楽にしてきたことが伺えます。しかしながら、学んだのは西洋のハーブだったことや、「ハーブ=専門店で買うもの」という意識にグリッドされてしまっていたこともあって、生まれ育った日本の薬草の惠みに目を向けることなく今まできてしまいました。

このオフグリッドライフを始めてみると、菜園では様々な薬草が勝手に生えてくることに驚きました。ドクダミ、ヨモギ、タンポポ、スギナ、ユキノシタなどなど。調べてみるとどれも素晴らしい効能を持っているので、日本の薬草への興味がどんどん増していきました。実際に生活に取り入れてみると、日本人のカラダやココロやDNAそのものに合っているように感じ、その魅力にますますハマっていきます。そして、わざわざ買わずとも、パワー満載の野生のハーブが簡単に手に入る喜びを知って、「ハーブ=買うもの」というグリッドからオフされて、「ハーブ=摘んで使うもの」という意識に変化しました。自然とは常に何かしら惠みをわたしたちに用意してくれていて、その惠みに心から感謝して多いに享受させていただくと、楽しく健康で豊かに暮らせることを実感しています。ハーブを学び取り入れ続けてきたそんなわたしが、「これはスゴイ!万能薬だ!」と絶賛しているのがドクダミですので、みなさまにその取り入れ方をご紹介させていだきます。

■ドクダミ茶■

ドクダミ茶はデットクスに適しています。カラダに溜まっている古いものや不要なものや汚いものを、速やかに体外に排出してくれます。便秘やむくみなどはもちろんのこと、吹き出物などのお肌のトラブルにも使えます。また循環器系にも働きかけるので、冷え、動脈硬化、高血圧にもよいと言われています。ドクダミは、乾燥させるとあの独特な香り成分が飛ぶので、お茶にすると飲みやすいですよ。

<ドクダミ茶のつくり方>

①花部から一つか二つ目の節を折って摘む(節は簡単にポキっと折れますが、茎はなかなか折れないので、節を折ると摘みやすいです)

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②キレイに洗ってからザルで水を切り、さらに清潔なタオルや布巾などで水分を取り除く

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③ザルなどにのせて、太陽のもと2日~3日ほど干す(干物用や乾燥用の吊るすカゴなどがあれば、そちらの方がベターです)
※雨が降った場合は屋内に避難させて、晴れたらまた外に出してください
⑤葉が茶色くなってパリパリに乾燥したら出来上がり
⑥瓶やジッパーつきの袋などに乾燥剤を入れて保存する

<飲み方>カップ一杯分の場合

①急須やティーポットに小さじ1強の茶葉を入れる
②熱湯を注いで3分ほど蒸らしたら出来上がり
飲む前に軽くフライパンなどで炒ると、ローストされた香ばしさが美味しさを引き出してくれます♪

■ドクダミ化粧水■

抗菌・殺菌効果のあるドクダミですので、吹き出物やニキビなどの肌トラブルの改善にはもちろんのこと、普段から使うことで健やかなお肌を保てます。血液循環をよくしてくれますので、血色がよくなり、肌の弾力やハリも出ます!

<母液のつくり方>

①500mlのガラス瓶を用意する
②ガラス瓶に入る分だけのドクダミを用意する
③ドクダミをキレイに洗ってからザルで水をよく切る
④洗ったドクダミをガラス瓶に入れて焼酎で満たす
⑤半年間ほど漬け込んだら母液の出来上がり

ちなみに漬け始めたときはこのような感じです。

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この写真は一年経過したものですが、だいたい半年ほど経つとこのような茶色の液体に変わってきます。成分が出た証拠ですので、このくらいの色になったら使い始めます。

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<化粧水のつくり方>100mlの場合

①100mlのスプレー容器を用意する
②母液10mlをスプレー容器に入れる
③90mlの水で薄めて出来上がり

ツボミのときのドクダミを摘むとよいという説もありますが、花にしか含まれない成分があるので、開花しているものの方がよいと思います。また、開花時はその植物が一番輝いているときですので、その高く美しいエネルギーをいただくという意味でも、誇らしく花を咲かせているものをわたしは敢えて選ぶようにしています。

昨年はドクダミだけでなくユキノシタとビワの葉も一緒に漬けました。今年はヨモギも一緒に漬けこんでみようと思っています♪

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野生の薬草パワーと自然の惠みたっぷりのドクダミ化粧水はとてもオススメですので、ぜひみなさんもお試しください!