やらなければならないことが多すぎて、パニックになりそうなときがありますね。私もよくあります。そういうときはつい、「ああ、大変だ! 忙しい、忙しい! もう、やんなっちゃう! 寝る暇もないんだから!!」と頭の中で繰り返しがちです。ポジティブに生きているつもりなのに、ふと気づくと、ネガティブになっているんですね。

そういうときは、ハードスケジュールを少しでもラクな気持ちでこなせるように、即、気持ちを切り替えることが大切です。これは誰もがしていることだと思いますが、「よーし! これを終えたら、○○をしよう!」と楽しい計画をすることもひとつですね。
でも、それだけではどうもダメ。やらなければならないことを滞りなく、次々にこなしていくエネルギーにはならないのですよね。

そこで、どうしたらよいかというと、まず、やるべきことを全て紙に書き出します。パソコンを使うより、手書きをするほうが、私の経験では見た目に温かみが感じられて、心理的に良いような気がします。文字は大きめに書きましょう。小さな文字だと、それを後で繰り返し見るときに、ちょっといじけた気分になるというか、義務感ばかりが先行する感じがするのです。次に、どういう順番でやっていくか、やるべき項目に番号をふっていきます。実はこの順番を決めて番号をふることが重要なんですね。頭の中だけで考えると、あまり重要でないことを先にやってしまうなど、客観的に判断して順番を決めることができにくいのです。ですから必ず、手書きした項目の上に番号をふっていきましょう。

さあ、これでOKです。気持ちがラクになって、パニックにはならないはずですよ。後はロボットにでもなったつもりで、やるべきことをひとつひとつ、余計なことは考えずに淡々とこなしていきましょう。ひとつ仕上がったときに、項目を棒線で消していくようにすると、それがとても嬉しくて、次第にやりがいさえ感じるようになりますよ。

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