1958年11月、美智子さまが皇太子妃に選ばれたことが報じられ、日本中に巻き起こった“ミッチー・ブーム”。そのさなかに創刊された『女性自身』だが、本誌は天皇陛下の独身時代についても、貴重な証言をスクープしていた。

 

天皇陛下の独身時代のエピソードとしてひときわ有名なのが、学習院高等科のご学友2人との“銀ブラ事件”だ。「銀座の夜に消えた皇太子と4時間」(68年2月26日号)では、銀ブラに同行した千家崇彦氏(故人)と橋本明氏(故人)が登場している。

 

高等科卒業を目前にした1952年2月、天皇陛下はこうおっしゃったという。

 

「大学に入るといろいろむずかしいと思う。ボクは立太子式後はますます公的行事に時間をとられて身動きできなくなる。いまがいちばんのチャンスだと思うんだよ」

 

数カ月後に正式に皇太子と認められる立太子式を控える陛下には、並々ならぬ決意があったのだ。

 

学習院の寮を抜け出した3人は目白駅から満員の山手線に乗車。新橋駅で降りて銀座の喫茶店に向かう道のり、陛下はこのようなご様子だったという。

 

《殿下の足どりはゆっくり落ちついていたが、軽やかだった。殿下は手放しの喜びようだった》

 

喫茶店では《殿下は運ばれてきたコーヒーを実にうまそうに飲んだ》という。

 

新橋駅に戻る前に刑事に見つかってしまった3人。その後、橋本氏と千家氏は侍従たちから激しい叱責を受けたそうだ。

 

(『女性自身』皇室SPECIAL増刊 )

 

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