雅子さま「試合でやじを」幼なじみが明かした活発な中学時代
画像を見る 小学生時代の雅子さまと清家さん(写真提供:清家ルリ子さん)

親交の深さがうかがえるがそんな清家さんでも、雅子さまが29歳で皇室に嫁がれて以降はお会いできたのは数度。同窓会といった機会だという。印象深いのは、’09年2月に帝国ホテルで開かれたソフトボール部の“先生方を囲む会”。

 

「顧問の先生が定年で辞めることになり、元部員が集まったんです。30人以上が出席し、雅子さまもいらしてくださいました。すでに雅子さまのご病気が報じられていましたのでご体調に触ってはいけないと、深く話はできない雰囲気でした。それに雅子さまもお気軽には皇室のことをお話しになれないでしょう。私たちも当然聞きません。世間話ばかりで雅子さまは聞き役に回られていました」

 

それでも会話から愛子さまへの愛情を感じる瞬間があったという。

 

「昔からずっとショートヘアでスポーティにしていらして、長い髪をしていたのはあまり見たことがなかったのですが、このときはロングヘアにされていました。それで私が『どうして、伸ばされたんですか?』と伺ったんです。そうしたら雅子さまが『娘に“私も髪を伸ばすから、お母さんも一緒に伸ばそうよ”と言われて、それで2人で伸ばすことに』って。私は子供がいないので、子供ってやっぱり本当にかわいいものなのだなと感慨深く思いましたね」

 

’09年当時といえば、愛子さまは7歳。雅子さまと愛子さま、母娘のほほえましい日常が垣間見える。

 

清家さんはその後も一度、同窓会でお会いしたというが、「皇后さまになられる前にもう一度お会いしたかった」と寂しそうに話す。

 

「“皇后さまになられたら、きっと会えなくなるだろうから”と友達みんなで同窓会を2?3回ほど企画したんですけれど、ご多忙だったのかご体調のためなのか、雅子さまはいらっしゃることができず、企画は流れてしまいました。こちらはただお会いしたいだけでも、雅子さまが人とお会いになるためには、多くの人が動くことになるでしょうから、今後もやはり難しいでしょうかね……」

 

最後に、皇后陛下としての雅子さまへの思いをこう語る。

 

「大変なお立場でしょうし、何をやっても事前に相当勉強される方ですが、ゆっくりとしたペースで進まれてほしいと願っています」

 

「女性自身」2020年12月29日号 掲載

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