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小室圭さんが「湘南江の島・海の王子」に選ばれたのは’10年の夏のこと。応募した理由の一つは、神奈川県藤沢市が父親の出身地だったからだという。

 

その藤沢市のある寺院には、小室さんの父・敏勝さんの墓がある。だが今年も亡き夫の命日に、佳代さんの姿はなかった――。

 

敏勝さんが亡くなったのは’02年3月5日。自死だったといわれている。その1週間後には敏勝さんの父(小室さんの祖父)までが後を追うように自ら命を断ってしまったという。このとき小室さんは10歳だった。

 

「小室さんは高校生のころ、アルバイト先の飲食店で『僕がお母さんを守っていくんです』と話していたといいます。悲しみを乗り越え、母の期待に応えようと一生懸命努力したのでしょう。’10年には眞子さまと同じ国際基督教大学に進学します。このころ、佳代さんは同じマンションに住んでいた男性と婚約。この男性との金銭トラブルが結婚延期の引き金となりました」(皇室担当記者)

 

寺院関係者は「もう10年ほど、お墓参りをする姿を見たことがない」と語る。2人の自死をきっかけに佳代さんと敏勝さん側の親族との関係は悪化。そういった事情もあって、亡き夫の墓参りも控えているのだろうか。それとも佳代さんにとって夫の自死はすでに過去のものなのか。

 

本誌は命日の前日に、大判のストールをまとい洋菓子店に出勤する佳代さんの姿を目撃している。前髪を切りそろえたヘアスタイルになっており、おしゃれへのこだわりを見せていた。

 

佳代さんが亡き夫に、息子と眞子さまの結婚を報告する日は来るのだろうか――。

 

「女性自身」2021年3月23日・30日合併号 掲載

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