北京五輪で金メダルを獲得した女子ソフトボール日本代表選手団の優勝祝賀会が24日、都内のホテルで開かれ、選手や関係者ら約700人が出席した。斎藤春香監督(38)は「皆様の期待に応えたい一心だった。金メダルを取ってこられてホッとしている」と挨拶すると、エースの上野由岐子(26)は「たくさんの人に『感動をありがとう』と言ってもらったが、逆に私たちのほうが励まされている」と語った。ソフトボールは12年ロンドン五輪での除外が決定しており、東京都が招致を進める16年五輪での復活を目指す。上野は「私たちがソフトボールをもっと盛り上げて、絶対に16年に五輪競技へ戻れるようにしたい」と普及面でも力を尽くす意欲を見せた。

(撮影・桑原靖)

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