1日、都内で映画『劔岳 点の記』の完成披露試写会が行われ、主演俳優の浅野忠信(35)、女優の宮崎あおい(23)、監督で写真家の木村大作(69)らが登壇した。主演の浅野は「撮影のために山を9時間かけて登ったのに、監督が『この場所はよくないな』と言った時、自分は何のためにここまで来たんだろうと思いました(笑)」と木村の“鬼監督”ぶりを語った。一方宮崎は「私は山に登っていないので申し訳ない気持ちです。監督は優しい人で、カメラを覗く横顔がカッコよくて忘れられません」と話すと、木村監督は「ドキドキするので見つめないでください」と照れ笑い。浅野も「宮崎さんと撮影が一緒のときは髭を剃っていました」と話し、宮崎の魅力にすっかり心奪われたようだった。(撮影:鈴木高宇)

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