作家の柴田錬三郎さんの剣豪小説から生まれた剣客ヒーロー『眠狂四郎』が人気歌手GACKT(37)の主演で舞台化されることが決まり、5日、舞台『眠狂四郎無頼控』の製作発表会見が都内で行われた。これまで年齢が公表されていなかったGACKTだが、かつて『眠狂四郎』を演じた故・市川雷蔵さんが急逝した37歳と同じ年齢を迎えるとの内容が会見冒頭の映像の中で発表されると、会場のファンからはどよめきが。GACKTは「隠していたわけではなく、たまたまライブのMCで『生まれたのは1540年』と言ったら、いつの間にか世の中に広まってしまった。(見た目が)年齢不詳なのはこれからも変わらない」と苦笑していた。作品についてGACKTは「このキャラクターに出会えたことを感謝しています。(眠狂四郎は)設定上ハーフで、ニヒリズムやダンディズムをプンプンさせていて……これは僕のためにある本だと思った」と語り、「鋼のような、触ると怪我してしまうような、そんな剣士を演じたい」と並々ならぬ意欲を見せ、「これまでとはひと味もふた味も違う眠狂四郎をお楽しみに」とファンにメッセージを送っていた。(撮影:加治屋誠)