サッカーのアジア杯で2大会ぶり4度目の優勝を飾った日本代表が31日、激戦の地ドーハから凱旋帰国した。ザッケローニ監督(57)らが成田空港の到着ロビーに姿を現すと、日の丸を持った500人を超えるファンから大歓声が沸き起こった。帰国後早速会見を千葉県成田市内で会見を開き、ザッケローニ監督は「優勝の鍵は、チームが一丸となって戦えたこと。チームのスピリットの強さは、並外れたものだった」とアジア王者へ返り咲いた喜びを語った。DFの今野泰幸(27)は「やっぱりアジアで勝つのは、1試合も簡単な試合はなかったし、すごく難しいんだなっていう感じだし、だからもっともっと自分も成長して、世界で勝てるように、これからがんばっていきたいと思います」と今後の抱負を語った。決勝で値千金のゴールを決めた李忠成(25)は「なかなか試合に出られなかったが、決勝で監督の期待に応えられて嬉しかった」と喜びを語った。2014年のワールドカップブラジル大会に向けて最高のスタートを切り、監督は「今後も結果とチームの成長を追求していきたい」と語った。(撮影:鈴木鍵一)

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