11日に発生した、東北・三陸沖を震源とするマグニチュード8.8の大地震。12日午前1時現在、死者は133人、行方不明530人、負傷者が722人にのぼっていることが警察庁の発表で明らかになった。

「今回のような、100年に一度の規模である巨大地震が発生した場合、これまで地震が危惧されていた地域での地震発生の可能性も高まる」と、災害コンサルタントの堀越謙一氏は本誌に語る。

 堀越氏は、女性自身08年6月3日号で全国の「大地震発生危険ポイント」を指摘。とりわけ宮城県、岩手県での危険性を挙げ、警鐘を促していた。

 気象庁は、11日午後2時46分ごろ「今回(の地震)は『太平洋プレートと陸のプレート』によるもので、東海地震または南海地震を引き起こす『フィリピン海プレート』には直接影響はない」としている。

だが、堀越氏は「太平洋プレートとフィリピン海プレートも太平洋沖で接しているため、連鎖する可能性が十分に考えられる」と語る。地震と津波による被害が拡大中のいま、さらなる注意が必要だ――。