19日、横浜のスタジオで、NHK BS時代劇『テンペスト』のスタジオ取材会が行われた。取材会には、主演の仲間由紀恵(31)をはじめとする高岡早紀(38)、かたせ梨乃(54)らが登場した。同作は、幕末の琉球王国末期を舞台に、美貌と才能を併せ持つ女性の真鶴が男性になりすまして政府の役人の孫寧温となり、琉球のために懸命に生きる姿を描いたものとなっている。男女二役という役どころについては仲間は「演じ分けをしっかりしていかないとと思って、声のトーンなど細かい部分にも気を配って、男だと思い込んでやっていました。」役作りに関して話し、「真鶴に変わっていく時に、あまりにも孫寧温が染みついていて、女性の気持ちを演じるほうが難しくて」と女性の役で苦労したことを明かした。作品に関しては「装飾一つをとっても鮮やかな色使いですし、首里城の夕日、沖縄の青い空、いろいろなものに力を借りながら、壮大な美しい作品になっております」と故郷の沖縄のロケや素晴らしさやセットの美しさを挙げた。尚泰王時代の女管長の大勢頭部を演じるかたせは「とても厳しくて、みなさんの期待に応えられるくらい恐いですよ」と不敵に笑って会場を盛り上げた。(撮影:鈴木鍵一)

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