8月23日、東京・NHKスタジオで、連続テレビ小説『おひさま』がクランクアップを迎え、
セレモニーが行われた。セレモニーには主演の井上真央(24)はじめとする高良健吾(23)、樋口可南子(52)ら共演者も登場した。同作は長野県安曇野市と松本市を舞台に、激動の昭和を笑顔で乗り越えた女性・須藤陽子の姿を描いた作品とである。高良とサプライズゲストとして登場した主題歌を歌う平原綾香(27)から花束を贈呈されると涙をこらえながら井上は「途中で地震が起きたり、悲しいニュースが流れる中、たった15分でも夢や希望を届けられるのが原動力になりました」と挨拶をすると「この作品では、たくさん泣きました。そして、たくさん笑いました。陽子ではないんですけど、周りに恵まれたなぁって感じがします。主演として先頭に立って、みんなを引っぱるというよりは、中心に居させてもらったなという感じです。自分自身で輝いたというより、たくさんの方に輝かせてもらったなと思っています」と撮影を振り返り、感慨深げに語った。今後の活動に「素晴らしいおひさまを越えるような作品に出会えるように、明日からまた頑張っていきたいなと思います」と意気込んでいた。(撮影:加治屋誠)