8月30日、都内で、第35回モントリオール世界映画祭で『イノベーションアワード』を受賞した映画『アントキノイノチ』の受賞報告会見が行われた。会見には、俳優の岡田将生(22)、女優の榮倉奈々(23)、瀬々敬久監督(51)が登場した。受賞したイノベーションアワードとは、その年の映画祭で最もインパクトを与え、革新的で質の高い作品に与えられる賞である。トロフィーを手にした岡田は「重みを感じた」と感慨深げにコメントした。現地でトロフィーを受け取った瀬々監督は「実はイノベーションアワードというのが、どういう賞なのかもよくわからずに壇上に出ていた」と暴露し、笑いを誘った。受賞を聞いた時のことを振り返り、岡田は「朝ご飯を食べているときにマネージャーから電話がかかってきて知った」答え「そのときは理解できなかったんですが、(共演の)原田泰造さんから『やったな』とメールをいただき実感しました」と語った。榮倉は「モントリオールでは私や岡田くんに対してイメージや先入観を持たずに、各国の方に観ていただけて感想を間近で聞けました。言葉は違っても心で観ていただけたと感じました」と嬉しそうに語った。(撮影:小山伸正)

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