2月12日、東京・渋谷シネクイントで北海道を舞台にした映画『しあわせのパン』のヒット記念舞台挨拶が行われ、主演の大泉洋(38)、本多力(32)が出席した。
本作は大泉の故郷である北海道でロケを行い、洞爺湖のほとりにある町でカフェを営む夫婦と店に訪れる人々の悲喜こもごもを通して、しあわせのあり方を見つめる感動作である。48スクリーンでの公開と小規模ながら、14万人を動員し、興業収入1億7300万円に達した。これについて大泉は「洞爺湖近くの室蘭では、ハリーポッターを越えた!と室蘭民報の一面を飾ったんですよ!」と興奮した様子で話した。
また、「しあわせのパンと炎のなんちゃら、とかしあわせのパンと死のなんちゃら、とか作ったら良いですよ」と話すと会場から爆笑が起こった。バレンタインの思い出について聞かれた大泉は「思い出ねぇ。昨年、うちの奥さんにもらえなかったことですかね」と答えると苦笑いした。
最後に「こんなにたくさんの人に観てもらえると思わなかったので、映画で人の心を揺り動かすことができるものなんだなと。ぜひお友達にも勧めていただいてこれからもよろしくお願いします」としっかり映画のPRをしていた。(撮影:江口明裕)