「この騒動は、中島さんだけの問題だと思ってはいけませんよ。みんな”まさか自分はそんなことにはならない”と思って、わが身に置き換えていない。オウム真理教のときもそうでした。”あれは特別だ”なんて思わないほうがいい。すでにみなさんも騙されているかもしれません。明日はわが身ですから」

オセロ・中島知子と同居する”謎の女性霊能者”をめぐる一連の騒動について、”明日はわが身”だと警鐘をならす、美輪明宏さん。自分で気づかないうちに洗脳されたり、騙されたりしないためにはどうすべきかを語ってくれた。

「今、街中にたくさんの占い師がいます。そのなかには、ちょこっと占いをかじった程度でやっているアルバイトもいる。医者だって名医もいればヤブ医者もいるように、どんな世界にもピンからキリまでの人間がいるってことです。つまり、宗教家や霊能者、占い師たちも、みんな職業でやっているということを頭に入れておかなければダメですよ」

中身は普通の人間なのだから、宗教家や霊能者しかり、裁判官や弁護士、警察という肩書きだけで、あたかもその人自身の人格までが清廉潔白で、聖なる人、尊い人だという間違った先入観を持ってはいけないと話す。そして、インチキ霊能者や占い師を見抜くポイントをこう教えてくれた。

「インチキ連中は”狐が憑いている”とか”水子の霊が憑いている”。あるいは”暗いオーラが出ている”とか言って、とにかく不安を煽るんです。それでお祓いをするためには数百万円かかるといって大金を請求する。もちろん霊能者や占い師のなかにも本物はいますが、本物は膨大なお金を要求したりしません。そんな連中は偽者。嘘八百、ほとんどインチキです」

中島騒動に限らず、社会全体を俯瞰で見ていないと、次に引っかかるのはアナタかもしれない。