3月3日、東京・有楽町のニッポン放送で、松山千春(56)の生きざまを描く舞台『旅立ち-足寄より-』で、主演の千春役を選ぶ最終審査が行われ、歌手の鳥羽一郎(59)の長男で歌手の木村竜蔵(23)やロス・インディオスのボーカル、故シルヴィアの長男で歌手の中山貴大(20)ら強力なライバルを押しのけて、俳優の三浦友和(60)と元歌手の山口百恵(53)夫妻の長男の三浦祐太朗(27)が選ばれた。

受賞挨拶で三浦は「オーディション自体が初めてだったので、率直に、本当にうれしいです」と感激の涙を流し、「久々の緊張感がありました。演技は初めて。でも、自信がないとはいえないので、自分なりの千春さんを演じたい」と意気込みを語った。

演技もオーディションも初めてで全く家族からアドバイスを求めずに臨んだという。「朝食はクッキー1枚しか…」と、食べ物ものどを通らないほど想像を絶する緊張だったことを明かした。「両親はテレビでこの会見を見て知ると思う。単純におめでとうって言ってくれると思います。自分でもあとで電話しようと思います。実は受けていましたって」とはにかんで答えていた。(撮影:江口明裕)

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