「個人事務所のお家騒動以降、今年のNHK紅白歌合戦の出場が危ぶまれている小林幸子ですが、早くも出場への工作を始めているようですね。すでに何度も民主党の大物政治家に会っているようですよ」(政界関係者)
所属事務所社長の解任騒動の渦中にある小林幸子(58)。そんな彼女が接触を持ったのが、民主党の鹿野道彦農林水産大臣(70)だ。2人の接点は1年半前、農水省の『お米をもっと食べましょう』キャンペーン大使に小林が任命されたのがきっかけだった。
小林が長年苦楽を共にした個人事務所の社長や専務を解雇したのは、今年の2月のこと。同じころ、小林と鹿野大臣はお互いの家族を交えての食事会を開いていた。もちろん夫の林明男氏(50)も同席で、小林は鹿野大臣に紅白出場をより盤石にするため、ある秘策を懇願していたという。
「”紫綬褒章が欲しい”とお願いしたそうです。紫綬褒章は”学術・芸術・スポーツ”の分野で功労の著しい人に授与される褒章です。歌手では’10年に都はるみ、’07年には五木ひろしが受章しています。小林は紫綬褒章の受章で箔を付け『紅白』出場を確実にしようと考えたのでしょうね」(芸能関係者)
この会食後、鹿野大臣の秘書は秋の紫綬褒章の選考状況についての情報収集を始めるが、その直後に小林の事務所トラブルが発覚。窮地に陥った小林は夫同伴で議員会館を訪問し鹿野大臣に相談すると、鹿野大臣は”和解”に向けたNHK幹部との話し合いを約束したという。鹿野大臣は、NHKの監督官庁である総務省の川端達夫大臣(67)とも公私にわたる付き合いがある。
「鹿野大臣の口からは『紅白のことは川端大臣にも話しておくよ』という話が出たそうです。川端大臣とNHKの松本正之会長は、何度も会食を重ねる関係ですからね。この鹿野大臣の言葉に、小林さんは安堵の表情を浮かべていたそうです」(前出・民主党関係者)