「年末年始はいろんな番組に出させていただきましたが、みんな録画。大晦日は、昼間劇場で仕事を終えたあとは何もなくて、一人で年を越しました。クリスマスも一人でしたけど」

こう語るのは、お笑いコンビ『ピース』の又吉直樹(32)。恋愛下手という彼だが、その陰には、悲しき“恋愛遍歴”があったという。

「10代の僕は、かなりゆがんでいたというか『屈折少年』でしたし、『人生とは自分の思うようにはいかない』ということを10代で思い知らされました。そんな僕でしたけど、人並みに女のコを好きになりました。中学2年のときですけど好きな女のコ奇跡的に2人だけでマクドナルドに行くことになって。その帰り道に『好きです』と告白しようと思ったんです。そうしたら、その矢先に彼女から、『今日私と会ったことは絶対に誰にも言わんといてな』と言われて……」

「自分と2人だけで会うことは恥ずかしいことなんや」「自分はそういう存在なんや」と、自分が女性からどう思われているかを察知するきっかけになったと語る又吉。さらに、高校時代にもトラウマ体験があった。

「その後、18歳のときに本格的にお付き合いした彼女ができたんですけど、結局、彼女とはうまくいかなくて……。彼女とは、できれば将来結婚したいと思っていましたから。別れたときはちょっと頭がおかしくなりました。そのあと何人かの女性とお付き合いしましたけど、僕の女性に対する見方は『女性が僕を好きになることはありえない』『女性は、僕から好きになる存在』なんですね。こうした僕の思いは相方にはまったく理解できないと思いますよ(笑)」

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