「生活のベースはハワイで、仕事のあるときだけ日本に来ています。2年前に事務所の社長を紹介されたのですが、子どもたちのこともあったので、『もうちょっと待ってください』とお話ししていたんです。子どもたちは『ママ頑張れ!』と言ってくれています」と語るのは、花田美恵子さん(43)。07年に花田虎上氏(42)と離婚し、09年にハワイ移住した彼女は、昨年秋に芸能事務所と契約しママタレ活動を始めたばかりだ。

現在、長男は17歳。長女(16)、二女(14)、三女(12)と全員が自分のことは自分でできる年齢に成長した。長男は今後、ハワイの大学に進学する予定だという。「長男は、英語をしっかり身につけたいと言っていました。いまはサッカーをやっています。二女は昨夏から一人で日本へ戻りました。『日本の学校へ行きたい』と1人で編入試験のスケジュールを調べ、全部自分で固めてから私に相談してきたんです」

これからどんどん大きくなる子どもたちに、シングルマザーとして不安もあるようだ。「うちには父親がいないので、家族で唯一の男になった長男のことが気になります。この先何があっても、子どもたちの父親は虎上さんだけ。だから子どもが会いたいときは会ってもらいたいのですが、この2年は会っていませんね。私の連絡先は変わっていないのですが、彼の新しい連絡先は知らないので、直接連絡を取る術がないんです……」

当初、養育費は300万との報道もあったが、「とんでもない。1人10万円くらいは何とか……という状況です」と彼女は否定する。「彼の事業がうまくいっていないと養育費の減額があったんです。子どもの送り迎えがあるため、家での仕事しかできず、家で現地のフリーペーパーの原稿を書くくらい。でも、それだけでは生活は成り立ちません。だから生活は質素。セレブと言われていたみたいですが、違和感があります。まだまだ子どもに手がかかるので、生きるのに必死ですよ」

離婚慰謝料として提供された自宅は移住後に売却。購入時は3億円豪邸と言われ、売却額は2億5千万円との報道もあったが、これも「そんなにはありません」という。「今はその貯金を切り崩して、子どもたちを学校に行かせている状況です。4人とも大学に行かせるとかなりお金もかかりますし、意外と貯金が底をつくのは早いと思うんです。養育費をいただけるのも子どもたちが二十歳になるまでですし、それまでに仕事を何とかしなければというのは思っていました」

タレント活動の背景には、経済事情もあったようだ。

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