｢堺さんはドラマや映画の撮影を終えると、１日中カフェで読書をして息抜きをするのですが、今回はまったくできていないそうです。彼は『撮影中に買いためた本が自宅で山積みになっているよ』とボヤいていました｣(テレビ局関係者)
９月22日放送の最終回で42.2％という驚異の視聴率を叩きだした堺雅人(39)主演のドラマ『半沢直樹』（TBS系）。民放ドラマ史上４位の快挙を果たしたが、堺は休む間もなく10月９日から放送されるドラマ『リーガルハイ』（フジテレビ系）の撮影に臨んでいる。
｢堺さんは、前作に続いて撮影漬けの毎日。何カ月間も自宅ですごす時間がままならない状態だそうです。今回はシリアスな『半沢直樹』から一転して、コメディタッチの弁護士ドラマ。しかし、堺さんは特に気負うことなくハイテンションな演技を炸裂させ、現場の士気を上げてくれています｣(前出・テレビ局関係者)
そんな夫を送り出し、寂しい日々を過ごしているのが新妻・菅野美穂（36）だ９月下旬の昼下がり、自宅マンションから出てきた彼女は右肩に黒い小型犬が入った大きなバッグを掛け、左手にリードを持っている。繋がれた茶色のトイプードルはごきげんな様子で脇を歩いていた。向かった先は、近くの芝生が茂った広場。バッグの扉を開けリードを離すと、２匹の愛犬が勢いよく飛び出す。芝生を駆け回る姿を笑顔で眺めていたが、しばらくすると上着とブーツを脱ぎ捨て一緒に遊び始める。その表情は、とても幸せそうに見えた。
｢菅野さんはかなりの犬好き。堺さんと共演し、交際するきっかけにもなった映画『大奥～永遠～右衛門佐・綱吉篇』の現場にも愛犬たちを連れて来ていました。当時はメイク中も愛犬たちそばに置き、『このコたちがいないとダメなの！』と溺愛ぶりを見せるほど。堺さんは直前まで映画『ひまわりと子犬の７日間』で獣医役を演じていたこともあり、犬の話題で菅野さんを釘付けにしていました｣(映画関係者)
つまり、この愛犬たちが２人の“愛のキューピッド”だったのだ。
｢菅野さんは、かねてより『子供がほしい』と語っていますが、今はこの２匹の愛犬が彼女にとって子供のように大切な存在のようです。彼女は仕事をセーブして自宅にいることが多いので、堺さんも帰れない状況を気にしているようです。それでも元気に仕事に出かけられるのは、２匹が家にいてくれることも大きいでしょう｣(前出・テレビ局関係者)
夫がいない新婚生活を、２匹のキューピッドたちが慰めているようだーー。
