この秋、米倉涼子主演の『Doctor-X外科医・大門未知子』(テレビ朝日系・木曜21時)と、木村拓哉主演の『安堂ロイド〜A.I.knows LOVE?〜』(TBS系・日曜21時)と、2作の連続ドラマに出演する遠藤憲一(52)。

 彼の仕事量は尋常ではない。ここ10年ほどほぼずっと、当然のように同時期に2本から3本の作品に出演。演じる役の幅も広く、強面が生きるヤクザや刑事といった役のほか、医者も普通の父親も、変人だってお手のもの。

 そんな遠藤の“俳優人生”に迫ってみると、彼の演技を支えていたのは、17歳から役者一筋で地道に積み上げてきた膨大な演技のアイデアやテクニックもさることながら、なによりも公私ともにパートナーとなっている妻の存在が大きかった。

 遠藤が結婚したのは29歳のとき。相手は役者をしていた30歳の女性だった。6年前、彼が46歳のときに妻と事務所を立ち上げて独立。現在、妻とは役者とマネージャーという二人三脚でやっている。子供がいないということもあって、妻は公私ともに遠藤にかかりっきりだ。

「家内がすべてわかってくれているので、安心して仕事ができます」と、妻には心から感謝していると話す遠藤だが、その一方で頭が上がらない様子もうかがえた。

「家内は遠慮せずに、ずけずけと、きつく言うんで、ぼくは傷ついて、萎えちゃったこともあります(笑)。でも、その意見はいつも鋭いし、的を射ている。だから悔しくても、今は修正するようにしています」(遠藤・以下同)

 たとえば、妻の指摘はこうだ。「刑事の役なのに、あの動き方はヤクザだった」。あるときは、「つまらない」と全否定されることもあるという。

「でも、たまにですが、『よかったんじゃない』と優しく言ってくれることも。たった一言ですが、その言葉がいちばんうれしい。妻の評価はお世辞じゃないですから」

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